眠る

文字数 192文字

 もうずいぶん寒くなった。
 お布団がぶ厚くなって、私は喜んでベッドとお布団のサンドイッチになる。
 枕を整えている時もうすでに、眠気がハグしてくれる嬉しさに身悶えしながら。
 瞼はとろんと重たくて、体は今にも沈みそう。
 ゆっくりお布団被って夢に向かって歩を進めるのがこんなにも愉悦を感じられることだったなんて、今になるまでわからなかったかもしれない。
 もうすぐ会いにいくから、夢の世界に。
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