第1話 2021年3月11日 《Clubhouseにて》

文字数 1,000文字

Clubhouseをやり始めて1ヶ月ほどが経過しただろうか。

すべてがベストのタイミングで物事が起きているように感じられて、感謝しつつ、明るい希望に包まれている。

そして、少しだけ気がかりのことがあり、不安もあるが、それを表現してしまうとそのことが暗転するような気がするので心に留めておくこととする。

本人は極めて一般的な標準語を話している気でいたのだが、普通に話しているだけなのに、大概の方はおかしくて笑い転げているという。しかも、殆ど何をこちらが言っているのかわかっていない、にも関わらずであるらしい。

そして、「笑わせてくれてありがとう」などとお礼をおっしゃってくださる方が結構おられるのでありがたく感じている。

自分にこのClubhouseというSNSアプリは適しているような感じがしている。

もう、岩手のこの虹の似合うまちに住んで40年以上が過ぎるが、昨年、年配のこの町のネイティブの男性とお話をした時
「あんだ、こごの人じゃねえな」
とご指摘を受けた。

下北に生まれ、一関の近隣の田園、津軽、上北、岩手山の麓の盆地と住み生きてきた。

だが、どうやら、殆どの方には、青森弁と認識されているらしい。

Facebookなど文字によるコミュニケーションにはそれ特有の楽しさ・タイムラグなどもあるが、ここClubhouseはすべてはLiveであり、しかも録音なども禁止され、room内のことは基本、口外は許されてはいない。

Facebookは何年も前の投稿も思い出などとして再投稿などもできるストック型のSNSとも言えるだろうが、Cloubhouseは基本、生じては消えていくフロー型のSNSとも言えそうだ。

様々な人々のそれぞれの生きてきた姿、苦悩している現在、他の人に寄り添う愛のお気持ちなどを感じられるだけでとても心が洗われるようで嬉しい。

自分自身もお話相手の皆さんも時を共有し、心も融合してくるように感じられて、このSNSはとても可能性を秘めていて、また、使い方・使用する人によっては容易に有益なものにも害悪を齎すものともなると感じられる。

現在一人暮らしで、自宅にいる時は基本話し相手もいないので、そういう意味ではすぐに話に付き合ってくださる方にも出逢える。

本日は訪問看護の日で看護師の方が御二人来訪され、お米を蜂蜜の空容器一杯にいただいた。

週一回、ヘルパーさんも来訪してくれて、いろいろなこともお話しできて楽しい。
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