第1話
文字数 613文字
夜がきました。ゆいちゃんはソファの上で、あくびをして、うとうとし始めました。
「もう、おやすみしようね」
ママに言われて、ゆいちゃんはおふとんに入りました。
おふとんに入ったゆいちゃんの毎日の楽しみは、ママに絵本を読んでもらうことです。
「今日は、なにを読んでくれるの?」
ママに聞くと、ママは何冊も絵本を持ってきていて、「どれがいい?」とゆいちゃんに聞きました。
おふとんに入っていたゆいちゃんは、ちょこんと飛び起きて、「どれにしようかな」「これがいいかな」「こっちもいいなぁ」と絵本を眺めています。
どれを読んでもらうか、なかなか決められません。眠いのを忘れて、絵本を選ぶのに夢中になってしまいました。
「もうそろそろ決めようね」
「うん!」
ゆいちゃんは絵本を一冊選んで、ママといっしょにおふとんに入りました。
「ある日、森の中にたくさんの動物たちが集まっていました……」
ママは絵本を読み始めましたが、すぐに眠ってしまいました。
「ママ。ママ。絵本、読んで」
「あっ、ごめんね。ある日、森の中に……(すや、すや)」
ママは、また眠ってしまいました。ゆいちゃんがいくら起こしても、ママは目を覚ましてくれません。
「しょうがないなぁ」
そう言うと、ゆいちゃんは絵本を手にとりました。
「ゆいちゃんがママになる!」
ゆいちゃんは眠っているママに絵本を読んであげました。
「もりのなかに、どうぶつさんがい、る、よ」
ゆっくり夜がふけていきます。
「もう、おやすみしようね」
ママに言われて、ゆいちゃんはおふとんに入りました。
おふとんに入ったゆいちゃんの毎日の楽しみは、ママに絵本を読んでもらうことです。
「今日は、なにを読んでくれるの?」
ママに聞くと、ママは何冊も絵本を持ってきていて、「どれがいい?」とゆいちゃんに聞きました。
おふとんに入っていたゆいちゃんは、ちょこんと飛び起きて、「どれにしようかな」「これがいいかな」「こっちもいいなぁ」と絵本を眺めています。
どれを読んでもらうか、なかなか決められません。眠いのを忘れて、絵本を選ぶのに夢中になってしまいました。
「もうそろそろ決めようね」
「うん!」
ゆいちゃんは絵本を一冊選んで、ママといっしょにおふとんに入りました。
「ある日、森の中にたくさんの動物たちが集まっていました……」
ママは絵本を読み始めましたが、すぐに眠ってしまいました。
「ママ。ママ。絵本、読んで」
「あっ、ごめんね。ある日、森の中に……(すや、すや)」
ママは、また眠ってしまいました。ゆいちゃんがいくら起こしても、ママは目を覚ましてくれません。
「しょうがないなぁ」
そう言うと、ゆいちゃんは絵本を手にとりました。
「ゆいちゃんがママになる!」
ゆいちゃんは眠っているママに絵本を読んであげました。
「もりのなかに、どうぶつさんがい、る、よ」
ゆっくり夜がふけていきます。