第一話 ビッチ死すべし!

文字数 296文字

■P1
・雑踏に紛れるセーラー服の女の後ろ姿。
(対象に動きなし……)(今日も無防備に街を歩いている……)
※男(キユ)は右腕に埋め込まれた生体PCを使って何かを入力している
・不意に女が雑踏の中へと姿を消す。
「!」
・慌てて後を追いかけるキユ。
・だが、それは罠だった。女がキユの背後に周り、彼の身体を後ろから捕らえて囁く。
「動くな」
■P2~3(タイトル・見開き)
「動けば」「セックスする……!」
「…………」
※ナマ子の右手が既にキユの股間を布越しに捉えている。
※キユがびくりと身体を震わせて静止する。ナマ子レベルのビッチにとって「セックスする」とは「お前を殺す」と同義である。
((続きはまた書きます))
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登場人物紹介

猟奇温泉ナマ子(18歳)


元は捨て子。悪の秘密結社「ニャントロ国際親善協会」により拾われ、致死率99.9%のビッチ養成機関「いんもらる」に放り込まれて育てられた地獄のビッチエリート。手淫や淫語、股間見せといった基本的なセックスはもちろん、独自の結界系セックス能力『プレローマ』を持ち、自身の周囲をオナホール空間へと変えることができる。オナホール空間では空間との接触により性的快楽が発生するため、動くだけで全身が激しい性的快楽に襲われ、口から精液を吐いて絶命する。
ビッチなので愛という概念を知らない。


キユ(18歳)


ニャントロ国際親善協会にて育てられた男性エージェント。ニャントロは女子にも厳しいが男子に対してはさらに厳しく、ビッチのための実験台として彼らの命は気軽に損耗されていく。18歳まで生き残り、エージェントとして認めれたキユだったが、組織への不信感と、自分自身の存在意義への疑問から、ナマ子と共に組織を抜け決死の逃避行へと走る。


補陀落とろろ(16)


ニャントロから送り込まれた最強の刺客ビッチ。激しい痒みをもたらすとろろ汁を素肌から無限に分泌するセックス能力を持ち、全身とろろ汁まみれのヌルヌルグチョグチョレズセックスでナマ子を襲う! セックス能力をブーストする極めて危険な薬物「AI(アイ)」のオーバードーズにより発狂寸前であり、致死級の頭痛と躁状態を繰り返している。


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