第1話
文字数 200文字
「未知の味~!」
祭りの残りを盗み食いした小太郎は興奮してお尻をフリフリ。
「小太郎、人様の物なんか食べちゃダメ!」
さくらが顔をしかめる。
「棒切れ刺してタレ付けて、みんな楽しそうに食ってた。甘じょっぱいのがイケてんだってよ」
小太郎は得意になって、さくらにも食べさせようとする。
「いらないってば、やめなさい」
さくらは怒ったが……。
「あーあ、バカね、お腹壊して……
私たち猫は、イカ食べちゃいけないのに……」
了
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