4章第40話

文字数 623文字

エドワードカーターは船に乗っていた。エドワード「あそこが伊勢!?」片手で持てるほどの細長い望遠鏡のようなものから伊勢の町がだんだん近づいてきた。エドワードカーターは亡き父のハワードカーターの若い頃の姿に良く似ていた、30代前半のエドワード。「もうすぐでございます!」付き人のピエラは答えた。黒いスーツ姿に黒のネクタイを着込んだピエラは黒縁の眼鏡がよく似合う爽やかな青年だ。青年といっても30代前半である。ピエラ「まずは伊勢神宮に向かいましょう。私達西洋人にはキリスト様の逆鱗に触れぬようにそっとお祈りさせて頂きましょう。井戸はその後からにしましょう。」エドワードカーターはうなずいた。エドワードが乗る船は割りと大きな、そして、豪華さはないが旅には向いている船だ。船員も20名ほどはいる。探索チームを連れてエドワードは三重県にある伊勢町に着きそうである。


助八「クウラシーナ?」助八は夢の中にいた。助八「クウラシーナってお前は誰だ!!うわぁあああ」「助八っ!助八起きなさい!朝ですよ!」助八の母はうなされている助八を起こした。「ひどい汗ね!ちょっと待ってなさい、今タオル持って来るから」助八「ハァハァハァ…」汗をぬぐう助八「なんだったんだあの男は…」「助八最近よくうなされるわね」タオル片手に持って母が戻って来た。助八「そうなんだ…まっ、夢なんてそんなもんだ!」助八は笑ってみせた。深々と深呼吸して、息を整える助八。さっそうと朝の支度に取り掛かった。
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