第1話勘違いすんなぁ

文字数 2,100文字

 「もうどこ見てんのよ」
「あっ、ごめん」
と、言うと
「私のこと嫌なのそんなに?」
「違います」
「もういい。私帰る」
と、僕は時間開けて連絡を入れたが返答も既読もなし、決してはないだろうなぁきっと、消していたら、アカウントがありませんとかなると思うが、このアプリは消されてもでませんだっけ?何日間か連絡入れたが、全て無視。僕は、どうしていいのか分からなかった。仕事に私事情持ち出すのは禁止だけど、僕は持ち出してしまったのだ。集中ができなさすぎて、困ったのだ。異変に気づいた同僚が、
「何かあったのか」
「私事情だから大丈夫」
と、言うと
「私事情でも、悩んでいたら話してほしいよ。苦しくなる前に」
「優しいなぁ」
「僕も、雄介さんに救われたことありますから」
「僕は救った記憶はないけど?」
ガチでないのだ。すると
「就職したばかりで僕は全くできなくて悩んでいた時に、相談に乗ってくれたし、さらに、僕も私事情でも悩んでいて、それも相談に乗ってくれたから、だから僕でよければ助けます」
と、
「記憶にないけど、言葉に甘えていいですか?」
と、言うと
「はい。喜んで」
と、言われたので、僕は相談したらこんなこと言われたのだ。
「僕もわかる彼女いるのに、別の人を見てしまう理由、色々あるけど、僕と同じタイプに感じる。僕はさぁ周り気になるタイプなんだよねぇ。今でさえ周り気になっている。栄(さかえ)さんだって気にしているからもしかして、自然と気になるタイプ?」
「はい」
「相手に理解してなんて難しいよなぁ?逆に僕も相手のこと理解してなんてできないから、だから、お互い様だし、それで揉めてんだろう?」
「はい」
と、言うと
「まぁ僕もくだらない理由で彼女に怒られたり、しかも同じ理由で怒られたことあるよ。喧嘩した。僕は何日間開けて、1日経てばいいとかはないよ。1ヶ月とかそれ以上でも待たないといけないことあるんだよ。すぐ送るとさぁ、まだ落ち着いてないから反発されるかも。時間開ければ少しは寂しくなって、向いてくれるかもしれない。僕の彼女はそんな感じ、僕はさらに、自分こう言うところもあるんだよねぇとかさりげなく会話に入れている時もあるよ。本当にわかってほしい時は面に向かって言う。それでもわかってもらえない時は仕方がないて思うなぜなら、自分もわかんない時あるからって、流すし、彼女にもわかんないことあるだろうとか言って説得しているわかんないこと悪いことじゃないて、だから時間話してもう一度声をかけてみて、面と話してみて」
「ありがとう」
と、それから何日か経ったのだ。
 ある日、帰っていると、うん?彼女が誰かに声をかけられて迷惑そうだ。僕は、近くで聞くと、ホストみたいだ。僕は
「あの。ホストさんですか?無理やり連れ込むのはどうかとおもますよ。自分のファンが欲しいとかそんな無理に誘えば誘うほどファンはできません。あなたは、イケメンでいい人ぽいので、ファンはできると思います。だから自信持ってください。こんな強制的だから嫌われるんですよ。あなたには寄ってくれる人いると思うからだから強制はしなくてもいい。僕が怒ってるせいで、僕に対して腹をたてている人がいるみたいので、失礼します」
と、行こうとすると
「待ちなさいよ。私の推し様に何のつもり」
「ごめんなさい。僕の知り合いに声をかけていたみたいで」
「だからって推し様に怒るんじゃねぇよ」
と、思いきし叩かれてさらに、攻撃されているのだ。僕は記憶を無くしたのだ。
 目が覚めると、彼女の家?
「やっと目が覚めた?」
「うん」
「ごめんありがとう」
と、いきなり話してきた。
「ごめんはこっちだよ。だって百合香(ゆりか)がいるのにチラチラ他のところ見てんだから、そのせいで傷つけた」
「今そんなの話している場合じゃないのよ」
「?」
「ここは、私の家です」
「やっぱし」
「やっぱしじゃないよ」
と、言ってきたのだ。
「何泣いての?」
「結構ひどかったからねぇ」
「酷かった?」
「叩かれた上に踏まれたり壁にぶつけられたりしていたんだからねぇ。医師が言うには、障害が出てるかもしれないって」
「他にはどんな症状があるって?」
と、言うと説明してきてさらに、病院行こうかって言われて連れて行かれて医師から説明を聞いて、また彼女の家に連れて帰えられた。その後、あの日の話をしてきたのだ。僕は思い出して、
「僕に悔いはない。なぜならあのホストはファンがいるのに声をかけるから怒ってたし、あのホストはいい人ぽいからこそ、あまり変な姿は見せてほしくはない。ファンを減らして欲しくなかったし、それに、百合香も困っていたんだろう?困っている人なんてほっとけないし、距離があるとはいえ僕はまだ彼女としてみている。百合香は僕のことを嫌ってもねぇ僕は、百合香のこと愛してる。理解できないかもしれないけど、僕は周りを気にしてみてしまうせいで、傷つけているけど、僕は愛してます」
と、
「なんなん、いきなりおかしくない?」
と、僕はキスをしようとすると、受け取るかのように、してくれたのだ。僕は、改めて
「好きだよ。愛してます」
と、言うと
「はい。私も愛してます」
と、そして僕らは結ばれたのだ。
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