名前:真継 信護 (まつぎ しんご)
性別:男
特殊能力:『魔界剣・無銘』
前世で魔王に授かった剣や武具を自在に召喚することができる能力。
この魔界剣・無銘は無尽蔵の魔力を秘めており、この世の法則に干渉して自然現象を操ることができることが分かっている。
その気になれば更に様々な事ができる無限の可能性を秘めているらしいが、前世の記憶が曖昧な信護にはまだその全てを使いこなすことはできない。
前世の最強騎士としての力や技術もある程度引き継がれているので、普通に剣として振るっても並の戦闘魔人数人ぐらいは簡単に倒せるぐらいの力はある。
設定:
前世が魔界最強の騎士であった男子高校生、16歳。
しかし前世の記憶はおぼろげなものしかなく、何故そんなものが自分にだけあるのかということに日々苦悩している。
しかも前世が魔界の騎士で、最強の力を持っているらしいですとか口にしたら魔人社会においても笑われるだけなので、自分の正体については誰にも言い出せない悶々とした日々を送っていた。
その境遇から普段はあまり他人と関わり合ろうとせず、暗い性格の様に見えるが、内に秘める物は熱く、口を開けば割りと流暢に他人と話すし、基本的には真面目で常識的。
本人は無駄な争いは好まないが、前世の魔界騎士は魔王への忠義心は熱いものの、敵には苛烈で容赦ない性格であったらしく、その辺のギャップにも苦悩している。
相手を倒したい動機:自分が何者なのか知るため
作者:スカーレット
○徒然鳴 時雨(つれづれなき しぐれ)
性別:男
1000年を生き長らえた天狐。
文化的な暮らしが好きで、人の多い場所を好んで生きている。
イタズラも好きで人間、特に美人に化けて若者をからかうのが大好き。
少し前までは狐の姿で暮らすこともあったが、
最近は文明化著しい都会を安全に闊歩するため、
人間の姿を維持している。
人間社会に染まりすぎたせいか、非常に達筆である。
即売会に紛れ込んで同人誌を売り捌いていたが、
あれよという間に口コミで火が付き、出版社に拾われる。
「遅咲きの文豪」と親しまれ現代に名を知らしめた。
情緒あふれる繊細で写実的な表現に魅せられるファン多数。
徒然鳴時雨とはその際のペンネームであり、特に本名は持たない主義。
彼は主に翻弄される若人を題材にして執筆することが多い。
そのためエロガッパの如く都会に出向いては、
人間観察に目を光らせ、とびきりの不幸を待っている。
曰く、「雨に濡れる君が見たい」。
能力名:狐の嫁入りカタストロフィ
上空に雨雲を生み出し、通り雨を降らせる能力。
さらに力を使えばゲリラ豪雨を人為的に作ることも出来る。
この雨に濡れた全てに不幸が溜まり、
良くないことが立て続けに起きるようになる。
街を往来する人々も車も、壁も床も、折り畳み傘にも不幸は溜まる。
ひょっとしなくても大混乱を招くこと必至の凶悪な力。
この能力を使っている間、彼は高いところから街を見下ろしている。
大抵の人は傘なんか持っていないので不幸のドン底に落ちていく。
もちろん彼自身も例外ではない。
戦う動機:次回作のネタ探し。
イラスト:三日月アルペジオ様
作者:如月真琴
○セツカ
性別:女
徒然鳴先生の傘持ち人。外出の際は必ず行動を共にする。
熱心な読者の一人でもあり、彼のことを「先生」と呼んで慕っている。
感情表現に乏しく口数も少ない。
彼に溜まった不幸を肩代わりしてあげたい、と日頃考えている。
イラスト:ジュエルセイバーFREE様
(ここには投票しないでください)
作者:如月真琴