文字数 338文字


神様並みの精神力なんて
誰も望んでなかったのに
今はそのくらいの潔癖さを
誰もが求められている
時代は確かに変わったけれど
全部が1か0しかない世界が
正しいとは限らないのに
目指す未来にはどうやら
それしか見えてない気もする
偏った彼らの言う全ての世界を
見てきたという賢者たちは
それが当たり前でそれ以外ないと
声高らかに公衆の面前で言う
なのに個々への執着者たちには
偏見で周りを固めて蔑ろにする始末
さも自分の言う道だけが正しいかのように
その正義が明日には
ただの戯言になるかもとは
きっと夢にも思わないのだろう
言葉の重さに価値が生まれる
その瞬間どっち側に
僕らは立つことができるのか
明日の天気次第で変わるような
そのくらいの簡単なきっかけに
足元掬われる前に
何か一つ僕なりの正義の
楔を打ち付けよう心の奥底に
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