プロット

文字数 537文字

起)
主人公の西森恒太は、小学四年生。瀬戸内海が見える小学校に通う。代々続く果樹園の息子。果樹園の手伝いや弟達の世話をする働き者。放課後、教室の窓から海の上を走る列車を見る。

承)
クラスメートの牧原凛々子に列車を見た話をすると、誰にも言わないように口止めされる。海ばかり見る恒太。ある日、果樹園にウサギが迷い込む。捕まえようとしていると、「16:16」と書かれた切符を拾う。
16時16分に瀬戸内海の海岸に行くと、目の前に列車が現れる。

転)
恒太が列車に乗ると、「こども王国行き」とアナウンスが流れ、瀬戸内海の離島に到着する。月から来た異星人ラビリアンと牧原凛々子が恒太を出迎える。高度な知能を持つラビリアンは、直立したウサギのような姿。ラビリアンは、人間の大人には子どもたちを育てられないと考え、離島に子ども王国を作ろうとしていた。

結)
世界的な科学者エイトがラビリアンの存在に気づく。子ども達を取り戻すため、瀬戸内海に捜索の手が伸びる。エイトは、子どもたちが生きやすい世界に変えるため科学者になった。
一方、ラビリアンも、子どもたちのために王国を作ろうとしていた。「正義vs正義」の戦いが始まる。
ラビリアンは負け、さいしゅう列車で月に帰る。恒太は、大人になったら月に行く約束をする。


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