も〜ダメプー太

文字数 778文字

【アーティスト名】
 も〜ダメプー太

【概要】
 豚のプー太がダメダメな現状を自虐気味に、そしてユーモラスに歌うゆるゆるダンスか今の疲れた日本を癒すと評判。

【代表曲】

「もー駄目プー」 作詞 プー太

もー駄目プー もー駄目プー
何を言われても力が出ねぇ♪
努力、根性、ナンセンスゥ
ダメダメピョン ヘロヘロピョン
人生舐め舐め限界ですぅ。

舐めてんのかぁっていうけれど♪
もー何やったって終わってんじゃん
やる事なす事どん詰まり
諦めプー やめやめプー
さっさととんずらするんだプー

もーいーよ もーいーよ
親身のセッキョー聞きたくねー
心もポキポキ折れまくり
なんでここまで落ちぶれた?
落ちるとこまで落ち着けば
開き直った先も闇

【裏話】
 かつて音楽を志し熱血に溢れていたが、やる事なす事外れまくり、同年代にも差をつけられて、もー全てがイヤになって投げやりに路上で自虐ダンスを歌って踊ったところ、その脱力感に妙にハマった人々から「クセになる」と評判を呼び、マスコミにも取り上げられて有名になっていった。 
 かつてあれだけ熱心に努力し、ガムシャラになっていたときには、見向きもされなかったのに、投げやりになってありのままを晒すようになった途端、周りがそれを「可愛い」と笑い「クセになる」とツボにハマる人々の様子にプー太は、なんだか訳が分からない。
 そんなプー太に講●社とR●R社からデビューの話が舞い込む。頑張ろうと意気込むプー太に担当者の一言。

「いや頑張らないで下さい。涙が出るほど心が折れた時は、かえって熱血より脱力系の笑いの方が癒すものですから」

 ありのままを晒せーーそう語る担当者にプー太はなおも悩む。悩んで悩んで悩んだ挙句、やっぱりオラはもーダメプー、となりプライドも何もかも投げ打って自然体で望むと誓うのだった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み