第一話 夏の重い出
文字数 805文字
これは真夏のある日、私が経験した奇妙な話だ。私の名前は美亜。
「「「おはよー!」」」
「おはよー、今日は楽しみだね!」
「本当に!もう昨日は寝れなかったよ。えっ奈々ちゃん大丈夫?顔色悪くない?」
そう友達の由衣が言ったので私は奈々の横顔を見つめた。確かにもともと色の白い奈々の顔が青白い。
「そう?私はめっちゃ元気なんだけど、、昨日の夜もぐっすり寝れたし。私は元気だから早く行こうよ、電車間に合わないよ?ささ、行こっ!」
「それなら、、」
「やっと着いたー!」
そう言いながら咲菜が駅のプラットホームから駆け出す。
「咲菜はしゃぎすぎ」
「美亜は楽しみじゃないの〜?4年ぶりの海だよ〜しかも友達と旅行で!」
「楽しみじゃないわけ無いよ、これでもはしゃいでる。心のなかで、」
「「冷めてるね〜」」
「奈々と咲菜、声揃ってる〜、早く海行こ!さあ、競争だ〜!!」
「疲れた〜もうビーチバレー出来ないかも」
「それでも、私達バレーボール部なんだから練習するよ!だから着替えよ。」
「「「は〜い」」」
「皆水着可愛い♡」
「奈々また白くなってない?」
「確かに、自分でもなんか分かる。でも、体は元気なんだよね。」
「そっか、じゃあ戻ろっか。」
「もうちょっと右行ってー」
「ナイス!」
「よし!」
「やった〜ついにビーチバレーで由衣と咲菜に勝った!!」
そう言って奈々の横顔を見ると、ん、なんか目大っきくなってない?まあ良いか。
「さー海入ろっ」
「うん、入ろ〜楽しみ」
明日あんなことになるとは知らず私達は楽しんだ。
「おはよー、ってえっ!!」
驚いた私は隣に寝ていた由衣を起こした。
「由衣、由衣、起きて!!奈々が、、」
「んーまだ5時だよー」
「そんなことよりも、奈々見て」
「えっ!!!!!」
私の隣に寝ているのが奈々ではなく「ヤギ」になっていたのだ。
「奈々!奈々!」
「メー?」
「やばい、奈々がヤギになってる」
それから一生奈々が人間に戻ることは無かった。
お題
ヤギ、横顔、ビーチバレー
「「「おはよー!」」」
「おはよー、今日は楽しみだね!」
「本当に!もう昨日は寝れなかったよ。えっ奈々ちゃん大丈夫?顔色悪くない?」
そう友達の由衣が言ったので私は奈々の横顔を見つめた。確かにもともと色の白い奈々の顔が青白い。
「そう?私はめっちゃ元気なんだけど、、昨日の夜もぐっすり寝れたし。私は元気だから早く行こうよ、電車間に合わないよ?ささ、行こっ!」
「それなら、、」
「やっと着いたー!」
そう言いながら咲菜が駅のプラットホームから駆け出す。
「咲菜はしゃぎすぎ」
「美亜は楽しみじゃないの〜?4年ぶりの海だよ〜しかも友達と旅行で!」
「楽しみじゃないわけ無いよ、これでもはしゃいでる。心のなかで、」
「「冷めてるね〜」」
「奈々と咲菜、声揃ってる〜、早く海行こ!さあ、競争だ〜!!」
「疲れた〜もうビーチバレー出来ないかも」
「それでも、私達バレーボール部なんだから練習するよ!だから着替えよ。」
「「「は〜い」」」
「皆水着可愛い♡」
「奈々また白くなってない?」
「確かに、自分でもなんか分かる。でも、体は元気なんだよね。」
「そっか、じゃあ戻ろっか。」
「もうちょっと右行ってー」
「ナイス!」
「よし!」
「やった〜ついにビーチバレーで由衣と咲菜に勝った!!」
そう言って奈々の横顔を見ると、ん、なんか目大っきくなってない?まあ良いか。
「さー海入ろっ」
「うん、入ろ〜楽しみ」
明日あんなことになるとは知らず私達は楽しんだ。
「おはよー、ってえっ!!」
驚いた私は隣に寝ていた由衣を起こした。
「由衣、由衣、起きて!!奈々が、、」
「んーまだ5時だよー」
「そんなことよりも、奈々見て」
「えっ!!!!!」
私の隣に寝ているのが奈々ではなく「ヤギ」になっていたのだ。
「奈々!奈々!」
「メー?」
「やばい、奈々がヤギになってる」
それから一生奈々が人間に戻ることは無かった。
お題
ヤギ、横顔、ビーチバレー