― 堕ちた偶像 ―

文字数 120文字

神を崇めていました。
たった一人の神でした。
私にとって絶対でした。

神を(たてまつ)っていました。
たった一つの神でした。
私にとって全てでした。

砕けたのは、
私のものではなくなったから。

壊れたのは
堕ち行く君を止めなかったから。

それは
ただの偶像(がらくた)だと思い知った。
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