第3話 精吸い女

文字数 355文字

Seカラーん、コローン(下駄の音)

亀頭郎が未明の路を○んタマオヤジと歩いていると友人の小林が鳴いている。

女にコキコキされて、カラっからだ。もう疲れたよー。
○んタマオヤジ、これはいったいどうですか?
亀頭郎!それは妖怪精吸い女じゃ、日本の男はみーんな、カラっからにされるぞい。
なにー、妖怪め。一週間風邪気味で風呂に入っていない陰毛でこらしめてやる!
こーき、こーき、こっきこきっと。
おい、精吸い女!図にのるな、退治してやるぞい。
山田君、あんた何分遅刻してるの。会社をなめてない?それで、契約はとれたの?
とれてません。
努力が足りないのよ。八時間で成果があがらなかったら十二時間努力して、会社に全てを捧げなさい。
疲れるな〜
亀頭郎、女性管理職には逆らうな!ボーナスを減額されるぞい。
物わかりがいいわね、○んタマオヤジさん。
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