第1話

文字数 4,750文字

僕ら兄妹は生まれつき殺しの世界を生きてきた。僕は悪いことだってわからなかった。そんな僕に妹の美兎(みう)が殺しは悪いことだと僕は分からなくとも妹が言うのは事実だと,苦しんでいた僕らにそんなある日,別の殺し屋が攻撃してきたのだ。僕らは,ボコボコにされて、死を考えた。その前に僕は今までのこと,そして妹が言っていたことわかった。妹に
「ごめん。僕はバカだから悪いことだって分からなかった。美兎を苦しめた。美兎ごめん。美兎ありがとう」
と、
「兄ちゃん。分からないなりに気づいて凄いよ。えらいよ。兄ちゃんありがとう。私のことここまで育ててくれて、私死にたいだからこんな中途半端苦しい。早く死にたい」
と、
「じゃぁ最後自分刺そうか?」
「うん」
と、刺そうとしたら誰か来て僕らからナイフを奪い取り僕らの手当てをしているみたいだ。
 目を覚ますと,僕と妹はどこかに寝かされているのだ。そして手には手錠らしきものをつけられてる。僕は
「美兎」
と、
「兄ちゃんも起きた?」
「うん」
「兄ちゃん私たち捕まるってことだよねぇ?」
「美兎。もう捕まっているんだよ。僕ら手錠つけられているから」
「捕まったら警察行くんじゃないの?」
「確かにそうだけど,流石に手当受けないと,僕らから話聞ける状態ではなかったから」
と、
「話聞かなくても殺されることあるんじゃないの?銃とかで」
「それは日本では稀だよ。外国も本来は銃で殺すことはしないが外国で死亡が起きるのは,犯罪者が死刑に近い人とか死刑に近いぐらい重い人や暴れ方が荒い人とかが警察官を攻撃して攻撃が酷すぎて発砲しすぎて死亡する。日本の稀のケースは、日本の場合死刑に行かない人殺すと警察官問題になるけど,死刑になる人が暴れて警察官を襲って発砲して死なせることはある。それは、死刑人の暴れ方によっては,許されないが流されることはある。まぁそもそも日本人はあまり死刑人であろうと,話を聞こうとすると思うが?」
と、
「兄ちゃんやっぱ前世でもそうだったかなぁ?だからそんなこと言えるんでしょう?」
「多分なぁ」
と、言うと
「兄ちゃん私たちが暴れていたら死なせてもらえていた?」
「暴れていようが、僕らはどっちみちこの道歩んでいたかもしれない。僕は前世の記憶はないけど,なんとなく同じ道歩んで苦しんでいる。バカなのかなぁ僕ってなんで苦しんでいるはずなのにまた同じ道をまた歩んでるのかなぁ?僕はバカみたいだ」
と、
「バカじゃないよ。生まれ変わる時私が先に生まれて兄ちゃん探して、兄ちゃんをもう苦しめない。それに兄ちゃんはもうわかってる。それに多分薄々わかっていた。だから私が,悪いことだよって言ったら兄ちゃんは考えてくれた。まだはっきりわかっているような感じではなかった。兄ちゃんがもしいいところに生まれていたら分からなくても犯罪はしていなと思う。周りが引き込まない限り、だから自信持って兄ちゃん」
と、
「ありがとう。頼りないなぁ僕は」
と、そこへ誰か入ってきた。
「板野 要さんと美兎さん。起きていたんですねぇ。ってか会話聞いてました。入ってこない方がいいと思い外で聞いてました。すみませんびっくりせすよねえ。初めまして私は,橋本 真香(はしもと まなか)です」
と、僕と,妹が見るとそこには綺麗?お姉さんがいたのだ。
「橋本さん?なんで僕たちに?」
「その話の前に医師呼びますね」
と、医師を呼ばれて説明されたり質問されたのだ。ちょうどご飯の時間みたいで、僕たちの分も作られていたみたいだ。手錠かけられているんで食べらせてもらったのだ。僕は食べれなかった美兎も食べれなかったみたいだ。口に含んでも吐き出してしまうのだ。でも含んだこと褒めてきたのだ。僕はなんで褒めているんですかって聞いたら、2人は悪いことして反省して反省しすぎてこの世界から逃げたがっていたりとか,自分らは見捨てられるとか優しくされる権利とかないとか口に出していたので相当病んでいるかとだから色々拒否したりすると、口に含むことも嫌がると思ってたけど,含んではくれるんだねぇて、それに反応してくれるし,よかったて思っている。ただの忘れで受け入れてんのかなぁ?って病みが戻ったとしても,安心できるように受け止めようとしている人がいるんだよってみんながみんな見捨てはしないってこと、伝えたいし、僕と美兎が受け止めようとしている人たちを病みがでても安心して頼ってくるようにしたいと、だから闇落ちしてない今のうちに近づかないとねぇとか言っていたのだ。僕と、妹は黙っていたのだ。ご飯終わりその流れで話を聞かれたのだ。その前に自分のこと改めて自己紹介と,どんな仕事をしているとか話してきたのだ。そして僕らの気持ちとかどういう人生歩んできたのか話した。美兎が
「私と兄ちゃん前世がバラバラなんだよねぇ。兄ちゃんの前世も悪い人生歩いていたみたい。私はいい環境で育ってた。もしかして私ようやくわかった。もしかして兄ちゃんの悪い心とかを変えるために私はきっと兄ちゃんの元に生まれたんだ。でも兄ちゃんを止めることできなかった。ごめめんなさい」
と、僕は
「美兎は、美兎の役目してくれたって思ってるよ。だって僕に教えてくれたじゃん。人を殺めること悪いことだって、それに、僕のこと褒めてくれたじゃん。僕は嬉しいよ。前世も薄々悪いことだって気づいていたかもしれない。だけど,気づいていることを褒めてくれたのは初めてだし,多分モヤモヤしていたんだろうねぇ。モヤモヤを少しでも消してくれた。だから役目してるからいいよ。僕が頼りない人だって感じた」
「2人とももうこれ以上はやめようか?感謝の気持ちはいいけど自分を否定しながら相手を褒めるのはやめようか」
と、
「それで今後なんだけど・・・」
そこからご飯食べるとか歩くとかお手洗いに行くとか少しずつ取り戻してから施設に来たのだ。
 同じ部屋にしてもらったのだ。年齢的に年上ばかりで僕らは混乱していたが、中には僕らに近い年齢の人がいた。その人が優しくしてくれたのだ。その人も僕らみたいに学校を行ったことなくてだから一緒に勉強しているのだ。彼も同じ犯罪グループにいたみたいだ。だが見たことはなかったお互いに,さらに自分も別の組織に襲われてそれで中途半端なのが嫌で自殺しようとしたけど止められた話をしてきたのだ。僕は,お兄さんってどんなことが趣味なんですか?僕は,殺し屋だけど,家持ちだったんだ。だからお菓子作りとか好きだったよ。家の仕事とか好きだったよ。だけど,ここじゃできないしとか言ってたのだ。お兄さんのお菓子食べてみたい。と、困っているみたいだ。僕は,お兄さん僕案がある。と、宿題に悪さ書きで晩御飯のメニューとか、兄さんのお菓子食べたいなぁとか、花植えしたいとか、散歩したいなぁとか書いたりしたのだ。さらに解答欄とかに、わざと違うこと書いたりしたのだ。職員さんに呼び出されたのだ。妹は私も行くと、
「ねぇ要さんこれは、どういうことなんですか?」
「僕は,今生きる意味なくしてます。僕は勉強もここでやってるような作業は嫌いです。確かに限られてはしまいます。前世も施設的なところに入れられたので分かります。僕はずっと思っていたんです。職員がやっている洗濯干しとかお風呂やトイレ掃除とか作業前の準備とか献立とか悩んでいたり食器とかの洗いとかそれをずっと助けたいとか楽しそうとか思っていたんです。手伝いたいとか言ってもやらせてもらいませんでした。僕は、変わろうとして助けようとしたのに拒否されました。さらに生きる意味をなくしました。寝込んでいました。僕は刑務期間中だから外に出ることできません。本当なら動物園とか気になるところもたくさんあります。運が良ければお墓参りだけは許されるかもしれませんが,流石に動物園とか行きたいけど,許されないと思います。だけど,音楽とかよかとかレクレーションとかあるけど、あまりとかできる範囲が少ないです。限りあるし、我慢している中で僕は,手伝うとか見つけたのに,拒否られたの悲しかったです。許される範囲での僕の思いを書きました。生きる意味探している人たちにやらなくていいとか,拒否をしないで欲しいです」
と、上の人が
「なるほどねぇ」
と、言いながら入ってきたのだ。
「すみません。何も言える立場ではないのに」
「むしろ教えてくれてありがとうだよ。生きる意味とか自分で探そうとして挽回しようとしているのに,私たちが止めるから良くないんだなぁ。私たちの提供幅も増やさないといけないし,生きる意味ってその人その人で求めるものが違うんだよねぇ。犯罪起こした人の中にも縛られたりとか嫌だな人もいるからさぁ。彼は前世持ちなんだねぇ。だから難しいこととかもある程度は理解できるんだねぇ。だけど、妹ちゃんは?逆に前世兄とは違う道歩いていたからだから、動物園とか難しいってどうしてなんだとか思ってそうだねぇ。兄も色々抑えている中での生きる意味とか探しているんだろうねぇ。確かに動物園は難しいだけど,勉強にはなるからいいとは思うよ。他の生き物から生き方学ぶのはありだけど,少し難しいの。ここだとできないこと増えちゃうよねぇ。まぁどんな施設であろうと,普通の一般家庭に暮らしている人のような人生は歩めないけど,歩ませたいはある。まぁ一般家庭でもここみたいに狭い人生歩んでいる人もいるけど,できれば色んなことに触れらせたいよねぇ。そこから学びとかさせたいよねぇ。彼は自ら学びとか求めてる。だから受け入れてあげましょう。ただ全部は無理だけど」
と、受け入れてもらうことができた。兄さんがおやつ作ってくれたのだ。ましては節約料理も作ったりしたのだ。
 僕も妹も洗濯運びとか掃除とか手伝ったのだ。
 そんなある日,女の人が部屋から出てきたみたいだ。
「私・・・」
と、
「食べる?そもそも食べれる?」
「・・・」
「まぁ無理しなくていいからねぇ」
と、女の人は食べたみたいだ。
「美味しい」
と、僕が食器洗ってると
「私が・・・」
「やってくれんの?僕さぁ。皿割りそうでビクビクしてたんだよねぇ」
と、やってくれたのだ。
 そこから少しずつ女の人も出てくるようになった。お兄さんよりかは後で、僕たちよりかは施設に先に来ていたみたいだ。女の人は,組織には所属してない個人の盗みやで幼い時からしていたみたいだ。盗みやだけどバレたら人に声をかけられたら殺すことが家庭のルールだったらしい。盗みが悪いことだってことは今理解できないが、人を殺めることに苦しんでいたみたいだ。そして自分は死を選ぼうとしたが、死を止められてここに来たが、ここにきてからも生きる意味が分かんなかったみたいだ。女の人の担当職員さんが生きる意味教えてくれる人がいますよって、扉開けていたらしい。色々見ているうちに、自分も変われるかなぁってだけど勇気が出なくて、行くことが難しかった。あの時,自分も食べたいってそしたら出ることできて、どう声をかけていいのか分からなかったが、僕が声をかけてくれて嬉しかったらしい。食器あらい本当は自分も初めてだったが、やってみようと思って言ってくれたと,そこから受け入れて関わってくれて嬉しいことと,自分も作りたいってこと話してきたのだ。僕はふっと、2人なんか繋がりあるの?って、職員さんもその言葉に違和感感じて検査を受けたら繋がっているみたいだ。父親の血だけついでいる2人だと,僕は,女の人が好きになり、彼女になってもらってもいいですかってそしたらお兄さんは逆に僕の妹気になっていたみたいで、お互い恋人になり、子供もできたのだ。生きる意味が増えて幸せなのだ。あの時は叶わなかったことなぜか今は叶っているのだ。不思議だ。
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