Prologue

文字数 398文字

舞台/海球(みきゅう),二保(にほん)
人物/通津川 澪月(つづかわ れいる)

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SAXA(宇宙の研究所)によると、1ヶ月後、記録的な流星群が見られるということです!!星光も強く数も多い、更に世界各地で見られるということで、普段星をみることができない都会でも観測できます。』
『楽しみですねぇ!』

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1週間後に観測される予定の流星群ですが、海球に衝突する可能性があるとSAKAが発表しました。最悪の場合、流星群の100%近くが飛来、衝突し、世界の90%の生物が亡くなるということです。』

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『えぇ、安全が確認された場所からお送りしています。流星群の飛来が明日に迫った今日、世界では混乱が絶えません。仁保でも政府が緊急で設置した地下避難所には大勢の人が詰め掛け、訪れた5%が暴力により亡くなり37%が怪我を負っています。更に、未だ46%の人が避難できていない状況で、政府は落ち着いての避難を呼びかけています。』



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「…皆消えちゃった…な……」

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