第0話 エピローグ
文字数 306文字
僕は今、無を生きている。
何をしても"楽しい"や"知りたい"、"夢"が無い精神世界を生きて居る、ただの屍だ。
そのせいなのか唯一、二年続いていたバイトをクビになってしまった。
店長曰く愛想が無く、お客さんからクレームがあったとの事。
「マジ、疲れるし」
畳の上に敷いた布団の上で考える。
週六で十時間、時給八百五十円、バイトとパートは何時も揉める……、そりゃ疲れるやろ。
愛想を振りまく程の心の余裕なんぞあるか。
「気を遣いながらやりよったしなぁ〜…ん?」
手の平に乗せていたスマホがバイブを起こしたと同時に通知音が鳴った。
"俺やけど今、外に出れる?"
中学生時代の友人からのメールだった。
何をしても"楽しい"や"知りたい"、"夢"が無い精神世界を生きて居る、ただの屍だ。
そのせいなのか唯一、二年続いていたバイトをクビになってしまった。
店長曰く愛想が無く、お客さんからクレームがあったとの事。
「マジ、疲れるし」
畳の上に敷いた布団の上で考える。
週六で十時間、時給八百五十円、バイトとパートは何時も揉める……、そりゃ疲れるやろ。
愛想を振りまく程の心の余裕なんぞあるか。
「気を遣いながらやりよったしなぁ〜…ん?」
手の平に乗せていたスマホがバイブを起こしたと同時に通知音が鳴った。
"俺やけど今、外に出れる?"
中学生時代の友人からのメールだった。