第1話

文字数 806文字


主人公は小学校6年生の男の子、田土(たど)りとう。
普通の小学生だった彼だが、ある日、自分のスマホが妖怪の世界、「妖怪ネット」につながってしまった。そして妖怪ネットで化けぎつねの少女月寧(つきね)に出会う。月寧の両親は母親が妖怪の化けぎつねで、父親は人間だった。
実際には会って話したりはできないが、妖怪ネットを通じて次第に仲良くなっていく。
彼女は妖怪の学校でいじめにあっていた。父親が人間ということでからかわれていたのだ。


いつものようにりとうがスマホから妖怪ネットにつなごうとした時、スマホのなかに引きずり込まれてしまった。引きずり込まれた先は妖怪の世界で、人間が妖怪ネットとつながったことがわかって捕まえられ、牢屋に監禁されてしまう。
牢屋に監禁され数日後、キツネの耳を生やした美少女がきた。その少女は月寧だった。月寧の両親も妖怪と人間が結婚したことで捕まっていて、両親に会いに来ていた。
りとうは月寧の家族のことなどを聞いて、妖怪の王に人間と妖怪の交流があってもいいと説得しようと決心する。そして脱獄に挑戦する。


月寧の協力もあり脱出に成功し、月寧が案内し妖怪の王が住む王都に到着。そこで脱獄したのがばれ、捕まえられて王のところに連れて行かれることになった。そして王と対面。りとうが人間と妖怪が会ってもいいことにしてほしいとお願いする。
王は妖怪がばれないように人間に化けて、大人しく行動すればいいと判断し、りとうも人間の世界に帰してくれると約束する。しかし条件付きだった。その条件というのは妖怪の世界のことや妖怪ネットの記憶を消すというものだった。


いつものようにりとうは学校に登校し、普段通りの生活を送る。
新学期に学校に転校生がやってくることになった。そして転校生はびっくりするほどの美少女だった。彼女は妖怪の世界からやってきた化け狐の少女月寧だった。りとうはあれ?どこかで会ったような気がすると思ったのだ。
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