第1話

文字数 911文字

五十嵐律人(いがらし りつと)氏。デビュー作『法廷遊戯』が第62回メフィスト賞を受賞。ミステリー系への度重なる応募からの輝かしいタイトル。弁護士。
------‐-----------------------------------上記はwiki から引用。

小説家になりたいと思っている僕には教科書のように学びが多い書籍でした。

「作家として文章が如何に深いか?」ではなくて「楽しさ」と「ふわっと」がミステリーなのに伝わって来て嬉しくなるのですが、謎解きと人の死はあります。

作者さんが少し心配になってしまうような?序盤の表現に「携わっていない方々に酷いことを伝えられたのですか?」

って。なってしまう。母親心でもって「大丈夫。タイトルホルダーですよ?あなたは…」

その様に伝えたくなるような…。追い詰められた経験を反映したような表現は優しい人柄と言っちゃいけないんだけど、伝えてしまう依頼主。

「仕留める」に似たような言葉が多く感じるのは効果的であって、印象深いから。引き込まれて心配になりますが「心配に及びません」って。答えが返ってくる。メンタルが力強い。

「ねぇー?本当?それは、強がっているのでは?」

って伝えたい位の弱気になってくれて、それをしてくれる。作中それぞれの文章に深く入り込んでしまいます。共に親近感を与えてくれる。

謎解き部分は、優しく「小説はこのように描くんだよ?」って教えて貰っているような気持ち。

「小説家を目指す人」に読んで欲しい。とだけ、お伝えすると「それは、狭すぎるよ?」返事が返って来そうな。

併せて「浅いなぁ~。お前」って伝えられて「そっか」って。すんなり受け止めてしまうような表現の厚み。

人間ってこう言うもんだよ?とかの、現実社会はこういうのに溢れてる。ってしながらも…。

既に問題解決している「弁護士」に関わるそれぞれは年代設定の表しになっていて。問題の不安解消と、なってから求められるスキルも取り上げて。

「弁護士を目指す人」も併せて受け止めたとしても…。同じ境遇を目指す若者達に、飴玉を食べたら?あげるよ?僕の。

ってしている。どちらも。狭き門なのに…。叶えられたら確かに…。

「大っどんっでん返しっ!!

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