第1話

文字数 719文字

対決!生徒会裁判

起)私立秀文学園は裁判専門学校。未来の弁護士、検察官、裁判官を育てる学校だ。主人公の七瀬美波、中1女子の将来の夢は弁護士。美波の親は幼いころに加害者として訴えられ、そのまま裁判で負け、牢屋の中で亡くなったことがきっかけだ。秀文学園では、学年関係なしに3つのグループがある。弁護組、検察組、裁判組だ。美波は、弁護組でトップの成績。しかも、1年にして学園の生徒会長になった。
承)生徒会副会長は、検察組のトップ、長谷川圭。圭と美波は、ライバル組のこともあって気まずい関係。書記は、美波の親友、あかり。あかりは裁判組のトップだ。会計は、美波と同じ組の勇気。全員1年というのは学園開校以来だ。だけど、同級生のこともあってケンカばかり。とくに、圭と美波は、顔を合わせれば口ゲンカがたえない。
転)生徒会発足からまもない頃、ある事件が起こった。代々伝わる生徒会ノートが盗まれたのだ。その加害者としてあげられたのは、書記の勇気。裁判を担当するのは生徒会メンバーとなった。美波と圭の直接対決。いよいよ生徒会裁判が始まった。だけど、いくら美波が発言しても裁判官のあかりに取り消される。疑惑を感じた美波は、あかりを調べることにした。
結)ノートを盗んだ犯人はあかりだった。弁護組の実力が上がったことに不満を持ち、実行したのだ。あかりは、学長にお叱りを受け、生徒会からはずされることになった。でも、美波はそれをとめた。そんな美波の活躍により、あかりはまた生徒会に戻れることになったのだ。そしてあかりと美波の絆がまた一段と強くなった。でも、トライアングルの関係を壊すわけにはいかないからいつも通りでいることに。第一回生徒会裁判、弁護組の勝利!となった。
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