プロット

文字数 511文字

○起
剣道の道場の息子アオイはある日、家の押し入れから巨大な鏡を見つけ出す。その鏡を使おうと思って、雑巾で拭いていると、途端に輝きだして、気がついたら江戸の街にいた。太っていて優しげな武士、新左衛門がアオイを召喚したらしい。そして新左衛門はアオイの祖先であり、蒼穹流の発祥者だと言った。アオイを召喚したのは、現代から迷い込んできた妖怪ターボババァを倒すためだった。
○承
ターボババァは伊勢神宮近くにいるらしい。東海道五十三次を旅しながら、女武士サクラを加えたりして箱根まで向かう。その間に、新左衛門のいたずら好きでもめ事に巻き込まれたり、サクラのポンコツぶりでトラブルになったりで、大変な思いをする。
○転
伊勢神宮に辿り着いた三人は、ついにターボババァと対峙する。その素早すぎる動きに翻弄されながらも、アオイが蒼穹流の神髄『加速術』を土壇場で習得する。それによってターボババァは討伐された。そして平和になった江戸の日本から現代にアオイは帰ることとなる。
○結
現代に帰ってきたアオイは、興奮気味に母親にその話をするが、信じて貰えなかった。それから今度はお婆ちゃんに話をしてみると、先祖代々アオイの伝説が受け継がれていることを知った。
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