第1話
文字数 1,953文字
「熱闘! 妖怪ベースボール‼」
コンセプトとあらすじ
「野球の試合に勝ち、妖怪にさらわれた女子マネージャーを救出する、妖怪スポーツバトル」
小5の勇太は、野球部のピッチャーで「チームの団結」が信条。一方キャッチャーの俊哉は選手の「能力」を重視。足を引っ張る仲間に「外れろ」と言い、勇太とケンカになる。そんなとき妖怪たちがマネージャーの華を人質にして、野球勝負を挑んできた。苦戦するが、勇太は妖怪チームをクビになったダメ妖怪たちと協力して、俊哉と一緒に必殺技をあみだし、逆転。俊哉は「能力より個性を活かす」大事さに気づき、チームは勝利する。
起・試合開始
野球部の勇太と俊哉は、成績の悪いチームメイトを外すかどうかでもめる。そんな中マネージャーの華が、勇太の投げたボールを取りにいき、石碑をうっかり倒して、妖怪にさらわれる。野球好きの妖怪たちは「返してほしければ野球で勝て!」と告げ、地獄で野球の試合をおこなう。
承・ピンチ
妖怪野球は自分の能力なら何を使ってもOKのため、ピッチャーの勇太や打者陣は彼らの特殊能力に苦しめられる。俊哉は「ダメなメンバーを下げろ」と言うが、勇太は「団結が大事」と主張。俊哉はベンチに下がってしまう。そんなとき、勇太は球拾いをしている妖怪たちに出会う。
転・逆転
彼らは「役に立たない」とチームをクビになった妖怪。勇太は試合に参加させてやりたいと思い、俊哉に頭を下げ相談して、彼らの能力を使い、燃える投球「フェニックス・ストレート」を放つ。能力重視を反省した俊哉はグラウンドに戻り、味方の個性を活かした作戦を立て逆転。
結・勝利
九回裏一打サヨナラのピンチ。俊哉は勇太を信じ、指示はださない。勇太の最後の球は打ち上げられ、キャッチしようとするも勇太は気を失う。俊哉も日頃の無理な練習で、左腕が動かなくなる。すると俊哉が動く方の右手で、気絶した勇太の左腕を支え、ボールをキャッチ。勝利した。
キャラクター
野球部
近藤勇太(小5)野球部のエースピッチャー。読者目線のキャラ。
「みんなでひとつになれば、どんなピンチも切り抜けられる!」が口癖の熱い性格。「チームの団結」が信条のため、チームの輪を乱す人間を嫌がる。そのせいで、成績の悪い選手に厳しくする相棒のキャッチャー・俊哉とよくケンカになる。しかし心の底では俊哉を最も信頼している。
勉強はいつもクラスの最下位争い。弟が3人いて、責任感の強い性格。背がクラスで一番低いことが悩みで、負けないようにピッチングを必死で頑張って、エースの座についた。チーム一番の熱血で、仲間からも慕われているが、頑張りすぎてしまうところがある。
久方俊哉(小5)キャッチャーであり、四番の二刀流。
常にチームと試合全体を俯瞰し、的確にピッチャーに指示をだす司令塔的存在。「野球で一番大事なのは選手の高い能力」が信条で、試合に負けると敗因をキチンと分析し、チームの足を引っ張る選手には容赦がない。そのため、チームワークを重視する勇太とよく衝突する。
勉強は常に学年トップ。周囲からはクールだと思われているが、幼稚園の妹がいて実は面倒見のいい性格。妖怪好きの妹のために、妖怪のことを色々勉強しているうちに、詳しくなった。黒ブチメガネをかけているが、野球部に入りたての頃、「メガネのピッチャーは大成しない」といわれたことが悔しくて、毎日誰よりも遅くまで残って練習している努力家。しかしそのせいで、時々腕に痛みが生じている。
沖田華(小5)女子マネージャー。野球に詳しく、監督からコーチもまかされる。明るい性格だが練習はスパルタ。勇太と俊哉のケンカを止めるときは、バットを振り回す。
妖怪チーム
竜神(5千歳)妖怪チームの選手兼任監督。
顔と手足が竜で、着物を着ている。ピンチのときに「代打、ワシ!」といって登場する。必殺技は、バットを振ると同時に巨大な水の竜が現れる「ドラゴン・フルスイング!」
大天狗(2千歳)ピッチャー、二番。
投げたボールを葉うちわであおいで100キロ以上にしたり、凡フライをヒットにしたりする。
カッパ(300歳)ショート、一番
腕がのばせるため、ボール球でも長打がでやすく、投球も遠くまで届く。
つるべ落とし(500歳)ファースト、七番
巨大なひげもじゃの顔だけの妖怪。ストライクゾーンが極端にせまく、すべての球がボールになる。
雪女(400歳)ライト、九番
妖怪チーム唯一の女子選手。頭上を飛び越えていくボールを凍りつかせ、落としてキャッチしたり、投げたボールを凍らせて勢いを弱めて打ったりする。
油すまし・こなきじじい・鬼火
妖怪チームのメンバーだが「能力が野球の役に立たない」という理由で、球拾いしかさせてもらえない。勇太らと協力して、炎に包まれた投球「フェニックス・ストレート」を放つ。
コンセプトとあらすじ
「野球の試合に勝ち、妖怪にさらわれた女子マネージャーを救出する、妖怪スポーツバトル」
小5の勇太は、野球部のピッチャーで「チームの団結」が信条。一方キャッチャーの俊哉は選手の「能力」を重視。足を引っ張る仲間に「外れろ」と言い、勇太とケンカになる。そんなとき妖怪たちがマネージャーの華を人質にして、野球勝負を挑んできた。苦戦するが、勇太は妖怪チームをクビになったダメ妖怪たちと協力して、俊哉と一緒に必殺技をあみだし、逆転。俊哉は「能力より個性を活かす」大事さに気づき、チームは勝利する。
起・試合開始
野球部の勇太と俊哉は、成績の悪いチームメイトを外すかどうかでもめる。そんな中マネージャーの華が、勇太の投げたボールを取りにいき、石碑をうっかり倒して、妖怪にさらわれる。野球好きの妖怪たちは「返してほしければ野球で勝て!」と告げ、地獄で野球の試合をおこなう。
承・ピンチ
妖怪野球は自分の能力なら何を使ってもOKのため、ピッチャーの勇太や打者陣は彼らの特殊能力に苦しめられる。俊哉は「ダメなメンバーを下げろ」と言うが、勇太は「団結が大事」と主張。俊哉はベンチに下がってしまう。そんなとき、勇太は球拾いをしている妖怪たちに出会う。
転・逆転
彼らは「役に立たない」とチームをクビになった妖怪。勇太は試合に参加させてやりたいと思い、俊哉に頭を下げ相談して、彼らの能力を使い、燃える投球「フェニックス・ストレート」を放つ。能力重視を反省した俊哉はグラウンドに戻り、味方の個性を活かした作戦を立て逆転。
結・勝利
九回裏一打サヨナラのピンチ。俊哉は勇太を信じ、指示はださない。勇太の最後の球は打ち上げられ、キャッチしようとするも勇太は気を失う。俊哉も日頃の無理な練習で、左腕が動かなくなる。すると俊哉が動く方の右手で、気絶した勇太の左腕を支え、ボールをキャッチ。勝利した。
キャラクター
野球部
近藤勇太(小5)野球部のエースピッチャー。読者目線のキャラ。
「みんなでひとつになれば、どんなピンチも切り抜けられる!」が口癖の熱い性格。「チームの団結」が信条のため、チームの輪を乱す人間を嫌がる。そのせいで、成績の悪い選手に厳しくする相棒のキャッチャー・俊哉とよくケンカになる。しかし心の底では俊哉を最も信頼している。
勉強はいつもクラスの最下位争い。弟が3人いて、責任感の強い性格。背がクラスで一番低いことが悩みで、負けないようにピッチングを必死で頑張って、エースの座についた。チーム一番の熱血で、仲間からも慕われているが、頑張りすぎてしまうところがある。
久方俊哉(小5)キャッチャーであり、四番の二刀流。
常にチームと試合全体を俯瞰し、的確にピッチャーに指示をだす司令塔的存在。「野球で一番大事なのは選手の高い能力」が信条で、試合に負けると敗因をキチンと分析し、チームの足を引っ張る選手には容赦がない。そのため、チームワークを重視する勇太とよく衝突する。
勉強は常に学年トップ。周囲からはクールだと思われているが、幼稚園の妹がいて実は面倒見のいい性格。妖怪好きの妹のために、妖怪のことを色々勉強しているうちに、詳しくなった。黒ブチメガネをかけているが、野球部に入りたての頃、「メガネのピッチャーは大成しない」といわれたことが悔しくて、毎日誰よりも遅くまで残って練習している努力家。しかしそのせいで、時々腕に痛みが生じている。
沖田華(小5)女子マネージャー。野球に詳しく、監督からコーチもまかされる。明るい性格だが練習はスパルタ。勇太と俊哉のケンカを止めるときは、バットを振り回す。
妖怪チーム
竜神(5千歳)妖怪チームの選手兼任監督。
顔と手足が竜で、着物を着ている。ピンチのときに「代打、ワシ!」といって登場する。必殺技は、バットを振ると同時に巨大な水の竜が現れる「ドラゴン・フルスイング!」
大天狗(2千歳)ピッチャー、二番。
投げたボールを葉うちわであおいで100キロ以上にしたり、凡フライをヒットにしたりする。
カッパ(300歳)ショート、一番
腕がのばせるため、ボール球でも長打がでやすく、投球も遠くまで届く。
つるべ落とし(500歳)ファースト、七番
巨大なひげもじゃの顔だけの妖怪。ストライクゾーンが極端にせまく、すべての球がボールになる。
雪女(400歳)ライト、九番
妖怪チーム唯一の女子選手。頭上を飛び越えていくボールを凍りつかせ、落としてキャッチしたり、投げたボールを凍らせて勢いを弱めて打ったりする。
油すまし・こなきじじい・鬼火
妖怪チームのメンバーだが「能力が野球の役に立たない」という理由で、球拾いしかさせてもらえない。勇太らと協力して、炎に包まれた投球「フェニックス・ストレート」を放つ。