メール読み上げ

文字数 2,816文字

さて、ここからはふつおたです。

番組に届いたメッセージを読んでいきます。


今回は、番組第1回を聴きましたというメッセージが多数来ています!

では、早速読みましょう。

R.N.ウソでもいいから4630万リア欲しいさんから。



領主と召使いの皆様、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
第1回の放送を聴きました!

小説のように、領主と召使いが微妙にすれ違うところが、二人らしくていいと思います。


で、二人に質問なんですが、領主と召使いが入れ替わったらどうなるんだろう、って思ったことはありますか?

もしあるとしたら、どんな生活を思い浮かべましたか?

私、ないでーす!


召使いって、ものすごく大変な仕事をしてそうに見えますし、領主にものすごく気を遣わなきゃいけないかなって考えると、息苦しくなりまーす!

それは違うんじゃないかな。

小説の中でも書かれてるけど、いろいろ書類関係の仕事を領主がやってるから……。


僕はサブというか……。

でも、ビリーがいなかったら、領主の仕事はものすごく雑になっちゃいます。

ビリーは、私がサボらないように見張ってくれてる、ものすごく重要な召使いです。


で、ビリーは入れ替わりたいなって思ったことありますか?

少しぐらいだったら、思ったことあるかな。
どんな感じの入れ替わりですか?
名ばかり領主。


実際のお仕事はアリスがやっている、って逃れるための領主?

なんか言ってましたね。

責任のある仕事は、バージルさんのこともあったからやりたくないって。


でも、名ばかりでも領主になりたいと思った理由はありますよね?

理由は一つしかないよ。


アリスでもできる仕事だし、僕が変に逃げ続けている必要もないと思ったからね。

ちなみに、私が召使いをやることについては、どう思いますか?
あ……、アリスが領主の時よりもヤバいかも知れない。


僕が仕事してるときに、勝手に冷蔵庫の中身を取っていきそうな気がする。

ギクッ……。


あー、それは言えるかも知れないですね……。

とりあえず、僕が領主になったら、アリスを含めて、領民に極端な贅沢はしないで、って言うと思う。

ある程度統率が取れてないと、一つの領土を治めるのは難しいと思うんだ。


言ったところで、守らない人がいると思うけどね。

アリス、自分に人差し指を向ける。
アリス、ここラジオだから、何も言わないとリスナーのみんなが分からないよ。
無言の抵抗――っ!


たぶん、食べちゃダメとかなったら、他の領土に行っちゃうかも知れませんね。

やっぱり、アリスが考えるような自由な領土のほうがいいな、これ。

あまり入れ替わりネタは考えない方がいいかも。

ですね。


では、次いきます。

R.N.白いウサギさん。



領主アリスさん、召使いビリーさん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
「追放領主」ラジオ番組、スタートおめでとうございます。

さて、アリスさんは今までいろいろな番組をやってきて、放送には慣れていると思いますが、ビリーさんは、今まであまり放送をやったことがないんじゃないかと思います。


なので、ビリーさんがこの番組を始めるにあたって、何か緊張したこととか、今まで知らなかったこととかありますか?

いっぱいあるよー。

マイクのスイッチを入れないまましゃべり始めそうになったときもあるし。


まぁ、アリスも前回やりそうになったけど。

あ、見てました?


目立たないようにマイク入れ忘れをスルーしたんですけど、ビリーには見られてしまったようですね。

正面に座ってるんだから、アリスのマイクの電源が入ってないことぐらい、正面向いてても分かるわ!
あはははは。


あと、ラジオでこうやって多くの人に向かってしゃべるってことについてはどう感じましたか?

そうだな……。


アリスがマイクを入れ忘れそうになったのを見て、これは普通に接しないと番組自体が成り立たないと思って、そんなことなど忘れてたよ。

せっかくの「追放領主」のラジオなんだし、こうやってお便りを読むとき以外は、僕とアリスの普通の会話を届けた方がいいと、初回の1分くらいで決めたんだ。

ビリー、それが分かるようならラジオのプロですねぇ。

私も、最初の頃はクイーンや他の「オメガピース」の仲間と一緒に番組やってましたけど、真面目に接しようとしても、いつの間にか私自身の素が出ているのかな、と思うことは何度もありますもの。


逆に、真面目に話そうとすると、声が出なくなります。

言えるよ、それ。
これからビリーも、いろいろな番組に出ることがあると思いますが、素のビリーを出せば大丈夫だと思いますよ。

頑張って下さい!

分かった。


では、続いてのメールです。

R.N.青い雲白い空さんから。



アリスさん、ビリーさん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
第19話を読みました。

アリスさんにとっては、つい手が出てしまったがために最悪の結果を招いた、そんな回だったですね。


絶叫マシンとも言えるアレジマザウルスを、楽しそうに乗っていましたが、僕も一度恐竜の背中に乗って空を舞い降りたいです。

エアさんも、訓練すれば恐竜に乗れると言われていたので、そういう空を飛ぶ生物に乗れるところがアレマ領にあったら教えて下さい。

はいっ!


私、絶叫マシンは大、大、大好きです!

楽しそうに乗ってたって言ってくれてありがとうございます!

食べたものを吐いちゃうから絶叫マシンはダメ、というわけじゃなくて?
それ、私のtwitterアカウントでやってる「ア・リーク・ガーデンス」でも、同じ噂話が出回ってますからー。

ビリーが、あっちの番組のリーク情報を書いたんじゃないかって思っちゃいましたよ。

大丈夫だよ、書いてないから。


ということは、乗り物酔いしないタイプなんだ。

……しちゃうときもありますね。乗り物酔いは。
で、今回アリスが恐竜に乗ったんだけど、青い雲白い空さんも聞いてるように、他に空飛ぶ生物に乗れる場所って見たことある?
そうですね……。


バンジージャンプとかですか?

あれは落ちてくだけじゃん。


たぶん、この方が聞いてるのは、しばらく空を飛びたいというお話。

どうでしょう……。


まず、翼が大きくなければ落ちてしまいますので、そこまで小さい鳥とかじゃダメですね。

大きさ的には鷲とか大丈夫そうですが、あれもあれで凶暴な鳥ですからね。

そうなると、スワール領のアレジマザウルス養成所に行った方がいいかも知れない、ということだね。

アレマ領に、今のところそういう施設がないのは辛いけど、そのうちこっちにも作ると思うので、今後の「追放領主」に期待して下さい。

……という場面が入るかどうかは、セフィさん次第でーす!
それは言わないお約束だから。


というわけで、番組では引き続き「追放領主」の感想や、僕たちへの質問・相談、何でも受け付けております。

お便りは、「NOVEL DAYS」のファンレターか、セフィさんのtwitterからお願いします。

以上、ふつおたのコーナーでした。

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登場人物紹介

アリス・ガーデンス


「追放兵士、領主になる」の主人公で、食べることしか能がないおバカ領主。

今回、作品を紹介するラジオのパーソナリティになるが、果たしてどこまでバカになってしまうのでしょうか。


※相方のビリーは、公式イラストがないので省略します。

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