第1話 神香原高校ディベート部 two years ago
文字数 2,000文字
そう言ってディベート部に現れたのは響先生。
しかし現在3年は引退、2年は修学旅行の最中だった。
永久莉が真っ当な意見を言うも、
エレナがお引き取りを願うも、
恋々子が指摘すると、
教師としてあるまじき発言。
二人が呆れている中、恋々子は水を向けた。
永久莉とエレナは性悪な心から、
恋々子は子供的な理由で受け入れた。
そうして、ディベートにあるまじき論争が始まる。
そう納得して、先生は去って行った。
果たして、響先生はそんな生徒たちの思惑など露知らず――
同僚の山本先生に叱られているのであった。