しあわせの珈琲中毒

文字数 615文字

朝起きて
バリスタにスイッチを入れる
バリバリバリバリ異様な機械音が
部屋に鳴り響く

珈琲の匂いが部屋中を漂う
焼いた卵とハムをのせて
トースターでチン

私の胃袋も脳内も鼻腔をも幸せにする
ひととき

だらりと朝ごはんを片付けて
洗濯機が周るころに着替える

さてと机に向かおうかなと思っても
散らばった部屋ではアイデアも湧かない

そんな時は、喫茶店まで散歩である
駅まで歩いて
また珈琲の匂いに誘われる

砂糖とミルクは入りますか?
入ります

あの銘柄がいいなんてことはない
ただブラックで飲んで
少量の残った液体に
砂糖とミルクを垂れ流す
あの甘い微量の液体がたまらなくいい

家で飲むのとは別格である
誰か同じ飲み方をしている悪はいないだろうか
あの珈琲ではないものの飲み方をしている
悪事的で中毒な甘さを知っているものはいないだろうか
いたらぜひ教えてほしい
そしてもし、やってしまったら教えてほしい
そしてぜんぜよくない
こんなのは珈琲ではないと
私のいたづらに引っかかって欲しい
けれども、甘くていいんじゃないか?とも思ってほしい


珈琲は一日何杯も飲めてしまうから
一日3杯くらいまでと決めている
くらいまでが重要で
4杯でもいいし5杯でもいい
ただ6杯になると胃やらが心配になるので飲まない
適当かげんがいいのである
そして今日も珈琲を飲みながら
この詩かなんなのかわからない駄文を書いている

珈琲、大人のたのしみ、これは中毒である
ただ、このひとときのしあわせは
お値段がちょっとお財布には痛いのが問題である
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