第1話

文字数 2,000文字

矢田「新潟のさ?保険会社に…転職しようか?って思ってんだよね?」
孝輔「ぶふっ!!止めて下さいよ?急に重めの発言?」

企画された案件がプレオープンが進んでいる最中。全社員強制参加?の体ではないんだけど。制作過程のいざこざは無かった。ぇ?矢田も僕も課金したよ。

取締役「俺も参加する。わけだが?」

先輩の矢田伝い。この言葉を伝え聞いた孝輔は…生でユーザーの評価が聞ける事…装いの…通常プレイで良い?おしゃべりしての帰宅。それは1h位。

自社内把握。お得意様中の…お得意様…お金持ち集団が存在していて…続けて貰える?案件なのか?社員であれば知っているユーザー名。

矢田の評価通りにお得意様は継続的には、その後居てくれなかった。

知人「他所の案件に行くらしいから。Topが。積んじゃって飽きちゃったらしいからさ?」
孝輔「ぇ?」

知人「俺もほぼほぼカンスト。先が見えちゃうっていうか。積んじゃってるって思ってたからね?」
孝輔「そっか?何処に行くか?って決まってんの?」

知人「話し合い同士で決める。っていうか、Topが決めた所に行くんだけどねぇ~?信頼してるしチームの人達も」

孝輔「ワンちゃん?本業は社長なのに。面白いね?それ」

知人「言うなよ?分からないか?フフフッ」
孝輔「分からない?ですね?フフフッ」

次に向かう案件も教えて貰えない。その場で引き留めもしない。お得意様のユーザー。動きが先輩矢田の評価通りになっている…ぇ?あれっ?TOPって…矢田さん?

ヤバいって認識と伝えられたと言うよりは…実際の動きのそれな?分かるよな?伝えられた事のある矢田に検討違いの推理を向けていた。

矢田「取締役が、お前に会いたいってさ?」
孝輔「ぇ?僕が?矢田さんも?一緒ですよね?」

矢田「俺は日頃。会ってるからさ?フフッ」
孝輔「日頃、会ってるって…どういうポジションっすか?…取締役について教えて欲しいっすね?ぐわぁー?な。感じの?パワーみたいな?」

矢田「キャハハッ。逆。っていうか…分かるよ。会えば」
孝輔「こわぁー。それって。一番、こわぁーっ!!

会議室。取締役に呼ばれたの初めてで伝説の企画した人で現在もその収益が大半を占めている。神そのものでレジェンド。って伝えると?生きてんだけど?みたいなレジェンドらしい事は教えてくれた。

孝輔「会議室でいいんっすよね?今っすか?今っすよね?」
矢田「おめぇってやつは。せっかちな上に。あまちゃんなんだよ?」

矢田と孝輔「キャハハッ」
孝輔「分かりづらいっすよ?まじで?何時っすか?」

矢田「取締役のご自宅に。ご招待。だとさっ?」
孝輔「やばー。それってぇ~?矢田さんが誘って貰ってからの巻き添え…?パターンっすよね?一人じゃ嫌なんですか?」

矢田「…」
孝輔「おめぇって奴は…裏切り者」

矢田と孝輔「キャハハッ」

矢田「お前だったら良いよ。そいつだったら一人で来いよ?一対一で会うよ?だってさ?」
孝輔「やばー。それって一対一で…会うようにしちゃってますよね?そのパターンですよね?」

矢田「めんどくせぇーからだよ?」
孝輔「日々、会ってる…めんどくせぇー…豪華な、お悩みっすね…?扱い酷くないっすか?」

矢田「お前が。だけどなぁー?」
孝輔「えぇっ!!ぼ、僕がですかっ!?なんでっ!!

矢田「おめぇってやつは…おめぇってやつは…だよ?」
矢田と孝輔「キャハハッ」

夏の日差し。照り返しのアスファルトに嫌気が差す程の熱気。手持ちの扇風機は…手持ちのクーラーに…グレードアップしてみた。

お天気お姉さん「九州から静岡県まで、梅雨明けが気象庁から発表されました」

取締役のご自宅にお伺いする当日の「梅雨明け」告知。ビビらない訳でもないし…。

ニュースキャスター「子供に虐待をした形跡があり、司法解剖の…専門家の意見が待たれる事となります…エレベーター内の…」

時折、邪魔する猫に。メディアの声が遮られていた。

孝輔「…ぁ、栞里からだ…どうした?」
栞里「取締役んち。行くんでしょ?」

どこからの情報?何で知ってんの?伝えたい孝輔は…試す言葉に返事をしないで。

孝輔「梅雨明けが…発表されたんだよ?」
栞里「お子ちゃま?」

孝輔「九州地方から静岡地方迄。ってお天気お姉さんが…言うてた…テレビでな?梅雨明け」
栞里「アフォやなっ?知ってんやでっ!!

栞里と孝輔「キャハハッ」

孝輔「阿闍梨餅、買って行くわ。小千さんも…間違い無しの?奴。言うてな?」
栞里「キャハハッ。お天気お姉さん。ほぼほぼ。予想当てたはるからな?」

入道雲が…大きくて。晴れ渡る空の部分が…大きくて。良い空だよ?フフッ。

約束した取締役のご自宅に到着した。門構えは…ですよねぇ~?表札を再び確認してからインターフォンを鳴らした。

詩織「梅雨明けの日に…イヤらしいわぁ~♪」
孝輔「キャハハッ。し、詩織さん?」

表札を見直して…詩織に孝輔から向ける疑問の表情に?スペック高い目の?詩織の笑顔が向けられていた。
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