文明

文字数 796文字

私達人類(ホモ・サピエンス)は、文明で栄えた。

その六要素は『知る』『する』『決める』、
『もの』『ひと』『環境』。

科学・技術に、経済・社会、制度・政策、
物的資源、人的資源、自然・社会環境だ。

六つの要素を並べると、
星のかたちが現れる。




三つの文明活動と、三つの内外条件で、
描かれるのは六芒星(ろくぼうせい)

六芒星(ヘキサグラム)は美しく、
光り輝く〝文明の星〟。


六つの要素は順番に、
変わり、問われて(めぐ)りゆく。




技術が進めば、社会が変わり、
社会が変われば、政策が変わり、
その政策が、次の技術を進ませる。

だけど技術は物資(もの)にならねば、
経済・社会を変えられない。
支える人々(ひと)がいなければ、
政策だって変われない。
新たな技術の発展は、
資源や市場が左右する。

因果は(めぐ)る糸車。
文明発展(ひとのあゆみ)循環(サイクル)で、
進む技術と変わる社会は政策を、
求め、(かな)えて未来につなぐ。


未来に向かう、流れは明らか。
モノを作って、分けたなら、
ヒトも高めて、活かしゆく!
人の健康・教育は、最も貴重な富だから。

農業、工業、情報、AI……、
モノを生み出し、分けた技術は、
ヒトの向上、協力までも、
大きく助けるようになる。

一方社会は、地球の限界、
利害の拡大・複雑化、
人口増や高齢化。
世界のために、全ての人を活かしたい。

だから新たな政策も、開拓、軍事、
産業投資や社会保障のその次は、
保健や教育、国際協力、
民主・自由化を目指しゆく。




環境、経済、人間・社会、政策自体の持続をめざす
国際政策SDGs(エスディージーズ)も作られた。

SDGs(エスディージーズ)の5つの要素は、
地球(Planet)、繁栄(Prosperity)、人々(People)と、
平和(Peace)、協働(Partnership)の〝5Ps(ファイブピーズ)〟。
作って分けて、高めて活かす政策だ。


知性(こころ)を持った生き物の、
想いと願いは限りない。




文明発展(ひとのあゆみ)循環(サイクル)は、
天上(そら)へと伸びる螺旋階段(らせんかいだん)

一歩一歩と踏みしめて、力と速度を上げながら、
人類(ひと)はここまで(のぼ)り来た。

肉体(からだ)知性(こころ)惑星(ほし)限界(さだめ)も乗り越えて、
永遠(とわ)繁栄(さかえ)がありますように。
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