続編です
文字数 3,228文字
ワードプレス(WordPress)で小説ブログを作りました。
今回は、ブロックエディタにWord文書を貼り付けしたら、ブロックだらけになってしまった、というお話です。
【タイトルだけで分かった方に、結論を先に。私の解決方法は、こちらです】
Word文書の「改行(段落記号)」を「任意指定の行区切り」に「すべて置換」する。
※私のブログサイトの方では、画像を付けて紹介しています。
詳しく知りたい方は、そちらをぜひご覧下さい。
(プロフィールページに、サイトへのリンクがあります)
★ ★ ★ ★ ★ ★
「自分の小説ブログを作りたいな」
そう思って調べたら、大きく二つの方法があることが分かりました。
①ブログサービスを利用する方法。
はてなブログ、Amebaブログ、などなど。
有料コースもある。う~む、全て無料ってわけじゃないのか。
②自分でドメインを取得し、サーバーと契約して、独自のサイトを立ち上げる。
これは……要は自分のホームページを作っちゃう感じね。
で、理由は後述しますが、私は②を選んだわけです。
「ワードプレス(WordPress)」っていうのは、ウエブサイトを作るためのソフト。
そのやり方は、積み木を組んでいくのに似ています。
「ここは、文章のブロックね」
「これは、画像のブロック」
「このブロックには、情報を入れるよ」
と、色々な種類に分けたブロックを、好きなように配置させて作っていく方式です。
だから、その編集の名前が「ブロックエディタ」。
あ、よ~くご存じのプロの方、怒らないで下さいね。
始めて聞く方のために、ものすご~く簡単に説明しています。
で、「文章」を入れるブロックに、小説の本文を貼り付けしました。
Microsoft Wordで書いていますので、全部コピーして、そのブロックに「貼り付け」。
すると……。
何故か、一個だったブロックが、ずらずらと沢山のブロックに増殖して分かれてしまったんです!
見ると、文章の改行ごとに、新しいブロックになっちゃってる。
理由は、すぐに判明しました。
【ブロックエディタは、「エンターキー(enter)」を押すと、新しいブロックを作成します。
行を変えたいだけの場合は、「シフトキーを押しながら、エンター(shift+enter)」にしましょう】
つまり、エンターキーの記号があるところで、「ああ、ここで新しいブロックを作るのね」と判断されてしまっていた、というわけ。
え~!
驚いて、思わずキーボードのエンターキーに話しかけちゃいました。
「あなた改行じゃなかったの?!」
違うそうです。
エンターは、「改段落」。
シフト+エンターが、「改行」。
やってみたら、本当だ。出てくる記号が違う。
エンターを押すと、折れ曲がった矢印。↲
シフト+エンターだと、真っすぐ下を向いた矢印。↓
「騙された……」
ずうっと、エンターが改行だと思って、Wordを使ってたよ。
二種類あるなんて、聞いてない~。
キーボードと会話していても仕方がないので、解決方法をネットで調べまくりました。
でも、嘘でしょ……、ぜんぜん、載ってない。
ここに至って、なんとなく分かりました。
これだけ情報が無い。ということは、こんなことが分からない人間は、たぶんブロックエディタを使っていない。プロの世界なんだ。
そして、そもそもWordで作るような長文を、一つのブロックに貼り付ける前提が無い。
ウエブサイトでは、文章の合間に画像や図を入れて、視覚的にも分かりやすくしたほうがよいからです。
う~ん。でもさあ、小説ブログなんだから、文ばっかりなのは仕方がないんだよ~。
それに、私の場合。ネットで読みやすいように、めちゃくちゃ改行してる。
このままだと、本文だけで、100以上のブロックが積み重なることになっちゃう!
しばらくしてから、「クラシックエディタ」を使う方法をネットで見つけました。
「ブロックエディタ」よりも前からある、編集方式のことです。もちろん、今もお使いの方がいる模様。
だけど、この先、私が使うのはブロックエディタだろう。
なんとか、こっちを使ってやる方法がないかな。
要は、エンターキーで入れちゃった「折れ曲がった矢印」を、シフト+エンターの「真っすぐ下を向いた矢印」に変えれば問題ないんだよね。
そうか、「置換」すればいいんだ!
という経緯で、解決しました。
※私のブログサイトの方では、画像を付けて紹介しています。
詳しく知りたい方は、そちらをぜひご覧下さい。
(プロフィールページに、サイトへのリンクがあります)
【詳細が必要じゃない方は、ここをすっとばしてね!】
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
注意!
以下の環境で、私がやってみて、上手くいった方法です。
今後、ソフトのバージョンアップなどで変わる可能性があります。
試してみようかなって方は、文書のコピーを絶対に取った上で、自己責任でお願い致します!
【2024.6.9現在】
Microsoft Word:バージョン Word2021
Word Press:バージョン6.5.4(最新)
①Microsoft Word
ホームタブの右端にある「置換」をクリック
②出てくるウインドウ、左下の「オプション(M)>>」をクリック
③右下に出てくる「あいまい検索(日)(J)」のチェックを外す
④すると、一番下の「特殊文字(E)」が選択可能になるので、それをクリックします
⑤一番上に出てくる「段落記号(P)」を選択します。
すると、「検索する文字列(N)」に「^p」と入ります。
⑥次は、「置換後の文字列(I)」を選択して、また「特殊文字(E)」をクリック。
⑦今度は、真ん中の下らへんに出てくる「任意指定の行区切り(L)」を選択します。
すると、「^l」と入力されます。
⑧「検索する文字列(N)」に「^p」
「置換後の文字列(I)」に「^l」
この状態になったら、「すべて置換(A)」をクリック
※左の「置換(R)」じゃないよ
はい、全部一気に置換できました。
⑨これを、全て選択。
(コントロールキーを押しながら、キーボードのAを押す) ctrl+A
⑩そして、「コピー」。
(私は、マウスを右クリックして、出て来たメニューの「コピー(C)」を選択するやり方をしています)
⑪それから、WordPressの画面に行って、貼り付けしたいブロックのところで、マウスを右クリック。
⑫出て来たメニューの「貼り付け」を選択
※「プレーンテキストとして貼り付け」の方ではなく、「貼り付け」の方にしています
はい、出来上がり。
無事、一つのブロックに入りました。おしまい。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
種明かしをしてしまえば、なんということはないですよね。
でも、私にとっては、そうとう分厚い壁でした。
もしも、私と同じように壁にぶち当たっている人がいたら。
そして、これが解決の糸口になれたら。
そう思っていたので、この話は書くと決めていました。
「いや、WordPressで一から作らなくても、普通にブログサービスでよくね?」
うんうん、そうだよね。
でも、私には、やりたいことがあったのです。
それは、小説の漢字全部にフリガナを付けて公開すること。
日本語を学習中の人とか、漢字を勉強中の方とかに、少しでも役に立てたら。
そして楽しんでもらえたとしたら、すごく素敵なことだなあ。
どうして、ネットのサイトって、フリガナほとんど振ってないんだろう?
も~。もっと振ってもいいんじゃないの。
その疑問は、WordPressを学ぶうちに、すぐ判明しました。
すみません! すっごく大変だからっすね!!
それからも、何枚もの壁が現れました。
ひとつひとつ乗り越えて出来上がったのが、私のサイトです。
よかったら、プロフィールページにリンクがありますので、見に来てやってください。
増えろ~、小説ブログ!!!
「う~ん。自分は特にフリガナ無くても平気だなあ」と言う方は。
静か~に閉じて、裏メニュー(フリガナ無し)に行ってね!
今回は、ブロックエディタにWord文書を貼り付けしたら、ブロックだらけになってしまった、というお話です。
【タイトルだけで分かった方に、結論を先に。私の解決方法は、こちらです】
Word文書の「改行(段落記号)」を「任意指定の行区切り」に「すべて置換」する。
※私のブログサイトの方では、画像を付けて紹介しています。
詳しく知りたい方は、そちらをぜひご覧下さい。
(プロフィールページに、サイトへのリンクがあります)
★ ★ ★ ★ ★ ★
「自分の小説ブログを作りたいな」
そう思って調べたら、大きく二つの方法があることが分かりました。
①ブログサービスを利用する方法。
はてなブログ、Amebaブログ、などなど。
有料コースもある。う~む、全て無料ってわけじゃないのか。
②自分でドメインを取得し、サーバーと契約して、独自のサイトを立ち上げる。
これは……要は自分のホームページを作っちゃう感じね。
で、理由は後述しますが、私は②を選んだわけです。
「ワードプレス(WordPress)」っていうのは、ウエブサイトを作るためのソフト。
そのやり方は、積み木を組んでいくのに似ています。
「ここは、文章のブロックね」
「これは、画像のブロック」
「このブロックには、情報を入れるよ」
と、色々な種類に分けたブロックを、好きなように配置させて作っていく方式です。
だから、その編集の名前が「ブロックエディタ」。
あ、よ~くご存じのプロの方、怒らないで下さいね。
始めて聞く方のために、ものすご~く簡単に説明しています。
で、「文章」を入れるブロックに、小説の本文を貼り付けしました。
Microsoft Wordで書いていますので、全部コピーして、そのブロックに「貼り付け」。
すると……。
何故か、一個だったブロックが、ずらずらと沢山のブロックに増殖して分かれてしまったんです!
見ると、文章の改行ごとに、新しいブロックになっちゃってる。
理由は、すぐに判明しました。
【ブロックエディタは、「エンターキー(enter)」を押すと、新しいブロックを作成します。
行を変えたいだけの場合は、「シフトキーを押しながら、エンター(shift+enter)」にしましょう】
つまり、エンターキーの記号があるところで、「ああ、ここで新しいブロックを作るのね」と判断されてしまっていた、というわけ。
え~!
驚いて、思わずキーボードのエンターキーに話しかけちゃいました。
「あなた改行じゃなかったの?!」
違うそうです。
エンターは、「改段落」。
シフト+エンターが、「改行」。
やってみたら、本当だ。出てくる記号が違う。
エンターを押すと、折れ曲がった矢印。↲
シフト+エンターだと、真っすぐ下を向いた矢印。↓
「騙された……」
ずうっと、エンターが改行だと思って、Wordを使ってたよ。
二種類あるなんて、聞いてない~。
キーボードと会話していても仕方がないので、解決方法をネットで調べまくりました。
でも、嘘でしょ……、ぜんぜん、載ってない。
ここに至って、なんとなく分かりました。
これだけ情報が無い。ということは、こんなことが分からない人間は、たぶんブロックエディタを使っていない。プロの世界なんだ。
そして、そもそもWordで作るような長文を、一つのブロックに貼り付ける前提が無い。
ウエブサイトでは、文章の合間に画像や図を入れて、視覚的にも分かりやすくしたほうがよいからです。
う~ん。でもさあ、小説ブログなんだから、文ばっかりなのは仕方がないんだよ~。
それに、私の場合。ネットで読みやすいように、めちゃくちゃ改行してる。
このままだと、本文だけで、100以上のブロックが積み重なることになっちゃう!
しばらくしてから、「クラシックエディタ」を使う方法をネットで見つけました。
「ブロックエディタ」よりも前からある、編集方式のことです。もちろん、今もお使いの方がいる模様。
だけど、この先、私が使うのはブロックエディタだろう。
なんとか、こっちを使ってやる方法がないかな。
要は、エンターキーで入れちゃった「折れ曲がった矢印」を、シフト+エンターの「真っすぐ下を向いた矢印」に変えれば問題ないんだよね。
そうか、「置換」すればいいんだ!
という経緯で、解決しました。
※私のブログサイトの方では、画像を付けて紹介しています。
詳しく知りたい方は、そちらをぜひご覧下さい。
(プロフィールページに、サイトへのリンクがあります)
【詳細が必要じゃない方は、ここをすっとばしてね!】
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
注意!
以下の環境で、私がやってみて、上手くいった方法です。
今後、ソフトのバージョンアップなどで変わる可能性があります。
試してみようかなって方は、文書のコピーを絶対に取った上で、自己責任でお願い致します!
【2024.6.9現在】
Microsoft Word:バージョン Word2021
Word Press:バージョン6.5.4(最新)
①Microsoft Word
ホームタブの右端にある「置換」をクリック
②出てくるウインドウ、左下の「オプション(M)>>」をクリック
③右下に出てくる「あいまい検索(日)(J)」のチェックを外す
④すると、一番下の「特殊文字(E)」が選択可能になるので、それをクリックします
⑤一番上に出てくる「段落記号(P)」を選択します。
すると、「検索する文字列(N)」に「^p」と入ります。
⑥次は、「置換後の文字列(I)」を選択して、また「特殊文字(E)」をクリック。
⑦今度は、真ん中の下らへんに出てくる「任意指定の行区切り(L)」を選択します。
すると、「^l」と入力されます。
⑧「検索する文字列(N)」に「^p」
「置換後の文字列(I)」に「^l」
この状態になったら、「すべて置換(A)」をクリック
※左の「置換(R)」じゃないよ
はい、全部一気に置換できました。
⑨これを、全て選択。
(コントロールキーを押しながら、キーボードのAを押す) ctrl+A
⑩そして、「コピー」。
(私は、マウスを右クリックして、出て来たメニューの「コピー(C)」を選択するやり方をしています)
⑪それから、WordPressの画面に行って、貼り付けしたいブロックのところで、マウスを右クリック。
⑫出て来たメニューの「貼り付け」を選択
※「プレーンテキストとして貼り付け」の方ではなく、「貼り付け」の方にしています
はい、出来上がり。
無事、一つのブロックに入りました。おしまい。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
種明かしをしてしまえば、なんということはないですよね。
でも、私にとっては、そうとう分厚い壁でした。
もしも、私と同じように壁にぶち当たっている人がいたら。
そして、これが解決の糸口になれたら。
そう思っていたので、この話は書くと決めていました。
「いや、WordPressで一から作らなくても、普通にブログサービスでよくね?」
うんうん、そうだよね。
でも、私には、やりたいことがあったのです。
それは、小説の漢字全部にフリガナを付けて公開すること。
日本語を学習中の人とか、漢字を勉強中の方とかに、少しでも役に立てたら。
そして楽しんでもらえたとしたら、すごく素敵なことだなあ。
どうして、ネットのサイトって、フリガナほとんど振ってないんだろう?
も~。もっと振ってもいいんじゃないの。
その疑問は、WordPressを学ぶうちに、すぐ判明しました。
すみません! すっごく大変だからっすね!!
それからも、何枚もの壁が現れました。
ひとつひとつ乗り越えて出来上がったのが、私のサイトです。
よかったら、プロフィールページにリンクがありますので、見に来てやってください。
増えろ~、小説ブログ!!!
「う~ん。自分は特にフリガナ無くても平気だなあ」と言う方は。
静か~に閉じて、裏メニュー(フリガナ無し)に行ってね!