クリスマス

文字数 1,176文字

さて、今日はクリスマスです。おかしいですね・・・・作者が恋人いない!とか叫んでる頃ですね。さぁクリスマス・イヴをアルバイトで過ごした荒木茂夫。当日クリスマスどうなる?
(メリークソスマス!冗談ですよ・・・)

「ふわぁ・・・あれ・・・何してんたんだっけ」
そう酔ってトイレの前で寝ていた。
「ようし・・・クリスマス・・・・えっ!」
そう今日は12月25日クリスマスです。
「やばいやばい、今日はアルバイト休みだしひとりぼっちを楽しむぞ!わっほーい!」
昨日のアルバイトがある時とは違いますね。
「さぁスクランブルエッグとそう買っておいたチキン!」
朝からチキン?
「旨いなぁ」
ちょっとうますぎて真剣な表情になっている。
「今日はパチンコ行くぜっ!」
なんとクリスマスパチンコという流れ。
「今日はアルバイトからの解放感があるなぁー」
「荒木さん、おはようございます。」
「あぁ東野さん。」
夏代アパートの管理人 東野夏代だ。
「今日はいかがお過ごしで?」
「今日も友人と飲みに・・・はい」
「そうなんですか、楽しんで下さいね・・・メリークリスマス」
「メリークリスマス・・・」
と夏代さんは去っていった。
「また噓ついちゃったぜ・・・でも独りぼっちなんていったらなんかいろいろ言われそうだしまぁばれなきゃ大丈夫でしょう」
と朝から噓をつきながらもパチンコへ向かう様子。
「やれやれ、リア充ども・・・爆発しとけ、俺は恋人いやず終わるのか・・・でもパチンコで大勝ちしってやるぅ!」
とリア充にキレていて渋谷のパチンコ店に入った。
中を見るとほとんどいない。(ちょっと老けた荒木ぐらいの年齢のおっさんがいる)
「マヂかよ・・みんなリア充なのか」
と朝十時試合開始。
「ようし、大勝ちすんで」
二時間後。
「はぁはぁ・・・」
そう一向に当たらないスロット。
「やばい、三万もなくなった・・・」
そう所持金は貯金の金三万、ゲームオーバー。
「絶対当たる!よし借りるか!」
こうして荒木は三万借金をして清々しい顔で帰ってきた。
「エヴァで大勝ちしたい!」
とエヴァに座りやることに。
一時間後
「くそ、なんも当たらない・・・」
二万を吸いとられ残り一万。
「一万頼む勝ってくれっ!」
これこそギャンブラー一万の勝負は・・・
「くっ、金全消しされてもうた・・・」
こうして金がゼロとなった荒木茂夫。
悲劇のクリスマスである。
「徒歩帰りかよ・・・」
と距離の長い道を渡り
午後七時帰ってきた。
「はっ!チキンあるやないか!」
と冷蔵庫を見ると・・
「朝食ったやないか・・・」
でも酒は残っている。
「悲劇のクリスマスやないか!」
「まぁいいさ、酒飲んで明日からアルバイト生活やな・・・」
と言い酒もないまま眠った。
これがギャンブラーで史上最高の悲劇のクリスマスとなったわけである。

おしまい。

やれやれ、クリスマスにこんな事をするじゃないぞっ!
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