第3話
文字数 455文字
家に帰った私は、
違和感の正体を探るべく、
クラスに関する写真や資料を集めてみた。
しかし、先ほどの写真と関連したようなものは無かった……
悩みに悩んだ末に私は、
ある人に電話をかけてみた
ある人、とは、私の兄である。
兄も私同様に霊感が強く、
力も強い、モテる存在だ。
……ただ一つ、シスコンであることを除けばの話だが。
私は沙織と話したことと自分の考察を述べた。
いつもふざけている兄の声が真剣になり、焦っていることが分かる。