第3話

文字数 455文字

家に帰った私は、

違和感の正体を探るべく、

クラスに関する写真や資料を集めてみた。

しかし、先ほどの写真と関連したようなものは無かった……
うーん……。

どっちもうつっている人は同じ。

だけど数えると人数が違う……。

そこがちょっと、矛盾しているんだよなあ
悩みに悩んだ末に私は、

ある人に電話をかけてみた

もしもーし
おう、どーした?お前からかけてくるなんて珍しいな
ある人、とは、私の兄である。

兄も私同様に霊感が強く、

力も強い、モテる存在だ。

……ただ一つ、シスコンであることを除けばの話だが。

ちょっと相談があってね
……そうか。相談があったとき、真っ先に兄を頼るなんて嬉しい!
(あんたの前に元クラスメイトに相談してるわよ)
それで、相談とはなんだ?
私は沙織と話したことと自分の考察を述べた。
写真から、よくない気が出てる。

そう、なにか私は忘れているの……

まさか、それって……!?
いつもふざけている兄の声が真剣になり、焦っていることが分かる。
今から家に行ってもいいか?
えええっ?もちろん構わないけど、資料は全部私が……
分かったかもしれない
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