プロット

文字数 1,103文字

ぬらりひょんの娘であるゆえは、中学生になったばかりの普通の子!
お父さんはぬらりひょんだけどお母さんは人間で、私はたまに妖怪が見えたりするだけで、あんまりぬらりひょんの遺伝子は継がなかったみたい。強いて言うなら結構な福耳。お母さんはお父さんが妖怪って知らないど天然の変わり者で、お父さんは普段は、妖怪やおまじないとか怪しげな研究者として、人間のふりしてるけど変わり者だ。
起)
ある日、お父さんにお小遣いあげるからって頼み込まれて、仕事の助手としてついていくことに。場所はお寺の横の洞窟。洞窟の奥に高台があって、そこで2人で書いた紙飛行機を飛ばすと両思いになれる恋愛観光スポット。でも、この間の嵐が過ぎてから、入った恋人が喧嘩して出てくるようになったと言う。2人で入れば友達でも恋人でも家族でも喧嘩してしまうようになっちゃったから、調べて欲しいと住職さんに頼まれた。
だからお父さん1人じゃだめだったのか。でも、住職さんの息子である天彦と大智の兄弟が洞窟に調べに行って、朝から戻ってないらしい。ついでに調べることに。
承)
お父さんと入ったはずなのに、地震が起きて電気が消えてついたら、隣には大智がいた!初対面で失礼な大智と、喧嘩したり仲直りしたりして、迷路のように変わり果てた洞窟を仲良く探検しながら進むと、海につながるほら穴に出た。岬の真下みたいだ。上にお父さんと天彦の声も聞こえた。とりあえず一安心。
転)
ほら穴にいたのは、もそもそ小さい声で話す海坊主だった。寺の子なだけあって大智にも、見えるらしい。海坊主は人魚と恋をして、一緒になろうとしてたが、反対にあった。駆け落ちしようとしたのに嵐が来て離れ離れになって流れ着いたら、上で恋人たちが紙飛行機飛ばすのが見えて腹が立ち、いたずらをしてしまったと言う。自分が不幸だからって他人を不幸にするのはおかしい!と叱りつつ、助けてあげることに。
このお寺には、人魚を呼ぶ笛がある。ひとまず戻って笛で人魚を呼んだら、来たのはその愛しの人魚のお母さんで、大喧嘩に!
結)
そこに、美しい声とともにとても可愛らしい人魚とそのお父さんが現れた。その人魚こそ海坊主の相手。離れ離れになって冷静になった人魚は、お父さんを説得しに戻っていたらしい。説得が終わった頃に、紙飛行機が飛んできて、そこに海坊主の場所が書いてあったから慌ててやって来たそうだ。今度こそちゃんと話し合い、ゆえや大智の説得もあり、2人が結ばれることになった。
洞窟も元通りになって、これからまた観光客も戻ってきそう。大智という友達もできたし、お小遣いももらえて、いい仕事したなぁ。また、気が向いたら手伝ってあげてもいいかな?
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