プロット

文字数 1,039文字


中学校に通う葉山咲は友達とのゲームの罰ゲームでクラスの冴えない眼鏡をかけた男子、西条遊魔に告白することに。遊魔はその告白にOKを出す。嘘とはいえ、自分から告白してしまった手前、本当のことが言い出せず、付き合うことになってしまう。
どうすればいいかと悩み家に帰ると遊魔がいた。しかしそこにいた遊魔はメガネはしておらず、髪型、服装もいけている、イケメンだった。そして遊魔は実は悪魔だということを明かし、両親に催眠を仕込み、家族の一員、咲の兄になったことも伝えた。
すぐに出ていけと怒鳴る咲。遊魔は両親の命を握っていることを伝え、そのまま生活するようことを条件に生かしておくことを告げる。それから遊魔は今日の告白が嘘の告白だったと知っていて自分が遊ばれていたことに腹が立ち、咲を自分に惚れさせることに決めたということも話した。催眠をかけて惚れさせることもできたがそれでは意味がないと言い、これから覚悟しておけと咲を脅し、共同生活が始まった。


共同生活が始まり、家では意地悪だけれどイケメンの悪魔、学校では冴えない男子というギャップと学校帰りのトラブル(ゲリラ豪雨や怪我など)で優しい一面も知り、惹かれ始める咲。特に学校にいても時々出る意地悪な悪魔の部分には弱く、照れを隠すために反抗的な態度を取ってしまう。
両親の命を人質に取る最悪な悪魔に惚れている自分の気持ちを咲は認められずにいた。一方で遊魔もまた咲の可愛い一面を知っていき、惚れていた。そんな中、とある男子、清水雄介が転校してくる。


清水が転校してきて数週間が経ち、事件が起きる。雄介は実は祓魔師(エクソシスト)だった。彼はこの学校に悪魔がいるという噂を聞き、悪魔を祓うためにこの学校に転校してきていた。この学校に来て遊魔が悪魔ということに気づき、遊魔を追い詰める。そんな現場を咲は目撃してしまう。咲は遊魔がいなくなれば家族は助かるという気持ちと遊魔を好きな自分の気持ちで葛藤していた。
咲は気づけば清水の前に立って、遊魔を庇っていた。清水に遊魔を見逃して欲しいことを必死に頼み込んだ。根負けした遊魔は監視を続けるということで手を打った。


一通り騒動が終わったあと、咲は遊魔に家族の洗脳を解くことをお願いする。理由は遊魔と兄弟のままじゃ嫌だからと伝えた。それを聞いた遊魔はいつもの余裕そうな表情ではなく、照れていたがそれよりも咲の方が顔を赤くしていた。そして咲からきちんと言葉で好きということを伝える。2人は兄弟ではなく恋人になった。
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