プロット

文字数 957文字

起)プログラミングやパソコンが得意な今時の小学5年生カケルが休み時間に友達とゲームの話をしていると、突如として学校が妖怪に乗っ取られたと放送が入る。こわがるみんなを無視して、妖怪なんて動画撮影して世界中に公開したら人気者になれる! とひとりウキウキで教室を飛び出して行った。

承)ところが妖怪軍団は最先端のIT機器を駆使する人間よりも賢いやつらだった。特殊なバリアで姿を消しながら人間をおどかしたりするのが趣味らしい。おまけにバリアの影響なのか撮影もできていない。売れない子役の女の子で隣のクラスの美少女蘭ちゃんも妖怪に取材して有名人になりたいと妖怪探しをはじめるのだった。蘭ちゃんが首なが女を取材する途中でカケルと協力することになる。だが、鬼たちがドローンでミサイルを発射してきてカケルの機転でふたりは助かるが、カケルと蘭ちゃんのスマホは木っ端微塵になる。おまけに透明にもなれる鬼たちに、捕まったら殺される本気の鬼ごっこまで仕掛けられてしまう。

転)カケルは妖怪たちが学校の電気を使って武装していると予想を立てる。教師や低学年の子ども達はすでに人質。みんなを助けるためにふたりはパソコン室に向かい、学校にハッキングして電力を0にしてしまう。そのおかげで妖怪たちの武装は解けたけれど、余計に妖怪たちを怒らせてしまった。カケルと蘭を地獄へ落として喰い殺すと脅す妖怪たち。

結)カケルの予想では、妖怪たちが学校を襲ったのには何か理由があるというものだった。妖怪たちは自分たちを倒せたら事情を話しても良いとのことだった。そこで、カケルと蘭は妖怪の出す勝負に挑む、それは先生が隠した宝物を妖怪たちとどちらが先に見つけるかの勝負だった。宝の地図の暗号が、十字に読むと謎が解けると解明したふたりは無事に宝物を妖怪たちより先に見つけて勝負に勝ったのだった。すると、妖怪たちが住む場所を人間たちから追われて学校へ来たと話し出す。妖怪たちは普段は姿を消しながら七不思議として学校に住むことで人間と妖怪たちは仲直りするのであった。しかし、肝心の妖怪の動画はカケルは撮影できていたのだが削除してしまう。そのおかげで、蘭ちゃんは自力で人気子役になるように目指すのであった。しかし、今回の事件で成長し、それも悪くないと考えている蘭ちゃんであった。
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