【名前】椎野加奈
【性別】女性
人形やぬいぐるみを作るのが好きな女の子。ある時、通り魔に刺されてしまうが、たまたま持ち歩いていた人形がクッションになって死なずに済んだ。それからは「人形が自分を守ってくれる」と思うようになり、気がついたら魔人能力が覚醒していた。
【能力名】スケープドール
持ち歩いてる人形を自分の身代わりにできる能力。人形を持ち歩いてる間は、事故や怪我をしそうになっても代わりにダメージを受けてもらえる。人形と認識できるものなら何でも良い。
【戦う動機】死にたくないから。
【作者】ヤドナシ
ヤドカシ
性別:不明
Aさんはある日、近所の家と家の間に新しい家が建っているのを見つけた。
ここに家が建つようなスペースなど無かったような気がするがきっと思い違いだったのだろう。
Aさんは自分の家に帰ると、このことを家族に伝えた。
そしてその家に挨拶をしに行く流れになった。
さて、着いてみてチャイムを鳴らしたものの、一向に家主は出てくる気配がない。
一家の中で誰ともなく「中に入ろう」と言う声が上がる。不思議と反対は無かった。
中に入ってみてもやはり人影はない。
内装はどこにでもある普通の家だった。
だがソファは座り心地がいいし冷蔵庫には美味しいものが揃っているしベッドはふかふかだ。
Aさん一家は元の持ち主がどこにいるのかという疑問も忘れてその家に住み着いてしまった。
それからというもの、その家とAさんの家族を見た者はいないという……。
能力名:宿貸し
人々に存在しない民家を見せる。
その家を見た人に「中に入りたい」と思わせ、さらに中に入った人に「住みたい」と思わせる。
ずっとその家にいると、いつの間にか家の外がこの世ではないどこかの世界に変わっているらしい。
戦う動機:専門家によると彼らは人間を自分の世界に引き入れるためにこのような行為を行うようだ。
アイコン:専門家の証言をもとに私が描き起こしたヤドカシ本体の想像図
作者:qaz