第1話 滝不動

文字数 157文字

涼をとる 水辺もありや 滝不動

浴衣預かる あずま屋もあり

@@@@@@

真夏日、庶民の首には玉の汗。

暑さが、庶民を滝の水辺へと誘う。

水が弾け、マイナスイオンが涼しい。

足を水につければ、木陰が束の間の極楽。

付近のあずま屋では、小僧が浴衣を預かる。

滝水には、西瓜の玉が浮いている。

江戸の昔、

西瓜の一片は何文だったのだろう。




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