文字数 572文字

初めまして、松田です。今日から、日記未満のこの小説を書いていきたいと思います。


今日あったことなど書いても面白くないので、頭の中の話をします。

僕は、いつも“死”に対して興味がある。
死にたい、とかそう言うわけじゃなく、死後の世界や死という概念自体に、とてもとても興味が湧く。
死んだらどこへ行くのか。
そもそも死は本当にあるのか。
本当は死んだ後、何かが起こるのではないか。
まあいくら思いを巡らせたところで、死ななけりゃ分からない。それに、死んだ頃には伝える手段なんてない。
“死”の全てが解明されるのはいつになるんだろうなぁ。

“死”っていうと、マイナスイメージな人がいるかも、というか絶対いると思う。
でも、なんだか僕は、死を嫌ったり怖がったりできないんだ。
死に魅了されてるけど、だからこそ、死について知りたいからこそ生きていたい。
でもきっと、生きている時は、本当に“死”の全てを理解したとは言えないんだろう。
死んでから、もしくは死ぬ直前になって、全てを理解するのかな。いや、そうであってほしい。
死んでやっと完成する。とても、良い響きだね。

でもきっとそれはつまり、死というのは永遠に全てをあらわにすることなく、人を魅了し続けるって事なんだろうな。
魅力的な女性のようだね。
人間は、秘密を持つのも暴くのも好きだから、これからも人は死に魅力を感じ続けるんだろう。
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