如月真琴

文字数 2,401文字

ここは如月真琴の執筆空間になります!

下手に触ったらゲームオーバー、ですよ!

いそげ、いそげ、お茶会に遅れてしまう。

そう言いながら走り抜けるウサギを今日殺った。

Like_Ryuku

あーもー、なんか最近張り合いの無い奴多すぎなんですけどー!

大きな影響力を持つ童話が現れなくなってどれぐらいだよ……。

城下町にはもはや人影一つありはしない。

そう、みんな私が殺めてしまったから。

私が主人公の世界には、私以外の登場人物なんてあり得ない。


アリスは、ひとりぼっちなのだ。

Like_Ryuku

暗い夜道を歩き回る。

誰か居ないかと探索を続ける。

無論、誰も姿を見せるわけがない。

私はいつの間にか、他者を殺めすぎていたようだ。


その時、世界がグラリと揺らいだ――。

Like_Ryuku

耳を裂くような雑音の嵐に思わずキレそうになった。

見知らぬ光景が当たり前のように広がっている――。

Like_Ryuku

……どういう、ことだ?
ちょWWWそれ私が聞きたいんですけどWWW

なにここWWWWW異世界転生おつWWWWWWW

おそらく「夜」という点だけは元の世界と変わらないだろう。

この、まばゆいばかりの閃光は――。

今にもぶち殺したいゾウのような頭の女性は――。


私の理解を超えていた。

Like_Ryuku

これWWWムーちゃんはゾウじゃなくてバハムートなんですけどWWW

あなたの目は節穴ですかぁ?(笑)

…………。



よし、まずは殺してみよう。

私は世界の改変を試みた。

その瞬間、この世界のあらゆる知識が頭に流れ込んでくる。

異世界――ここは日本――東京という都市――。



バハムートを名乗る女性めがけて、乗用車を突っ込ませた。

Like_Ryuku

ちょWWWWW飛び道具ktkr!WWWWW
法定速度オーバー、120kmの速度を出した異世界の馬車が牙を剥く。

それも1台や2台ではない。――この道路を走っている全ての車が、

この胸のでかい女性を殺すために進路を変えていた。

Like_Ryuku

――――ズドン!

Like_Ryuku

本日の10割いただきましたWWWWWW

台バンWWW台バンWWW

でも、ムーちゃんは最強なので効きません残念WWWWW


私達が争っていても不毛だと思わないかい?

それは久しぶりに味わう血の味だった。


確かに夜の道路を走る自動車は彼女めがけて爆走したはずだった。

あるいは、工事現場の鉄柱を使っても良かっただろう。

通行人の3人に1人は護身用のナイフを持っている世界だ。

――彼女を殺すシナリオは幾らでも考えられた。


それらを全て無視して、彼女の拳が顔にめり込んでいた。

Like_Ryuku

うぐぅ……ごばっ!?
誰か知らないけどムーちゃんを元の世界に帰して欲しいんですけどWWW

神様助けてWWWまだ俺にはやるべきことがWWW

そのために、協力してくれるよね?(笑)
各地で自動車がぶつかり合い、ひどい火災を起こしていた。

そんな状況に何一つ動じず、利己だけを追求する横暴な姿――。



彼女こそ、この世界の主人公だというのか……!?

Like_Ryuku

み、認めない……。

認めない認めない認めない認めない認めない認めない!!


絶対にお前を殺してやる!!

それは久しぶりに骨のある相手を見つけた歓喜から来るものだったかもしれない。

頭をフル回転させて「私が相手に勝つ童話」のシナリオを考えはじめる。


私の能力の弱点は、相手の能力が分からないことだ。

彼女はさっき何をしてきた? まるで正体が掴めない。

それでも――勝ち目はあるはずだ。

Like_Ryuku

リテイクを要求する!!
…………んー?


…………うわー。

うはWWWWW明らかに飛ばされた件WWWWW

異世界転生ならぬ多世界転生ですかWWWWW

おkWWWWW神様おちつけ大草原フィーバーWWWWW

そこは寂れたファンタジー風の街並みのようだった。

手始めに拳を震わせ、街を滅ぼす。


悲鳴の一つも聞こえない。ひどい世界があったものだ。

Like_Ryuku

ここで王様はじめちゃいますか?WWWWW

ていうかWWWWW帰してよWWWWW

私はあてもなくこの世界を彷徨い続けた。

生命の一つや二つぐらい、居てもいいものだったが。

――何故かここには、私以外の生の息吹を感じられなかった。

Like_Ryuku

手抜き工事おつWWWWW
笑い声が虚しくひびく。

Like_Ryuku

…………いい加減にしないと、温厚なバハムート様も怒るよ?

何だここ。まさかこれで私を閉じ込めたつもりか?

ムーちゃん優しいから魔人の戯れに付き合ってるだけです残念WWWWW

――――ここは私の世界だ。

厳密に言えば、私が元居た世界を再現した空間、だな。

ようこそ、無差別級最強能力者さん。ここが君に相応しい世界だよ。

負け犬さんオッスオッスWWWWW

ムーちゃんを倒す手札はありますか?WWWWW

運命力が足りないよWWWWW

よくそんなに罵倒を思いつくな!?
まぁまぁ、そんなにムキにならないでくれ。

ここを冒険してみて、何か気付いたことは無いか?

圧倒的NPC不足ですね分かりますWWWWW

ちょっと開発センス無さすぎませんかね……?

そう、ここには私とお前以外誰も居ない。

私は――――長い間、誰かが生きていることが許せなかった。

誰かが生きて、幸せになって、

連綿と物語を紡いでいくことが許せなかった。


だから私は、ここに村人を生かすつもりは無い。

過激派独善者キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

皆殺しですかWWWWW自首してくださいWWWWW

――――お前は、違うのか?
ムーちゃん子供だから分からない件WWWWW

法律?WWW何それ美味しいの?WWWWW

あーもう、お前と話していると疲れてくるなぁ!

せっかく似た者同士出会えたんだから、手を組もうって言ってんだよ!

ほう……このバハムート様の下僕になりたいのか……?
ちげーよアホ。対等な立場だよ。
この神にも等しいムーちゃんと同列に立ちたいとかWWWWW


半年ROMってどうぞ(笑)

見よWWWWWまるで人がゴミのようだWWWWW
だーれがゴミだ! ここは私の世界だから簡単には死なねぇ!

そっちが殺る気なら、延々と殺し合いを続けようじゃねぇか!

ちょWWWWWムーちゃんそんなに暇じゃないんですけどWWWWW
2人は仲良く暮らしましたとさ。おしまい♪
執筆終了時間なのだ……

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

【名前】

戦龍院=バハムート=エクステルミ

因みに、ワタシが生まれた世界では名前の前後を苗字で挟むスタイルのフルネームを使うんだぞ♪WWWW


【性別】

見た目はロリだが、そもそも性別という概念が無いのだよワトソン君WWWWつまりポケモ○の禁止伝説みたいなものだWWWW


【年齢】

ヒ☆ミ☆ツWWWWに決まってんだろ?WWWW言わせんなよ恥ずかしいWWWW


【特殊能力(?)】

《神撃の龍王》

実際は【魔人能力】みたいな小賢しいインチキではなくワタシの肉体に宿る膨大な身体能力や体質そのもの。

ありとあらゆる生物や神格などの存在、神外や概念などの存在外もひっくるめて、その中で実質的最強の肉体と身体能力を有した純粋な暴力の極地。

その力を止める術は一切無く物理攻撃、魔法攻撃、精神攻撃、その他問わず全ての攻撃という攻撃を弾く。(わりとガチで)

挙げ句の果てにはダンゲロスの【魔人能力】やアニメやラノベなどで見られる【特殊能力】、はたまたエブリスタの転生者達の間で出回る【チート能力】などの影響を全く受けず、更にはどんな能力も無視して相手を殴れる始末。これで無差別死刑冤罪裁判も怖くない!

神すら恐れおののく一撃は本気で振るえば無限多次元宇宙(全異世界)が余波だけで消滅するとも語り継がれている。

欠点を挙げるとすれば魔法や【特殊能力】を習得出来なくなり武器も装備出来ない(軽く振っただけで壊れる)縛りが付くのだが、こうなると素手で戦う他ないので、これ以上無い程に筋金入りの脳筋チックな力だったりする。

つまり要約すると武器も魔法も能力も無い代わりに、どんな攻撃も能力も効かない状態で実質的に最強の膂力を活かして殴り付けるだけなので小細工無しで強い類いのキャラクターの延長線上ということだ。

うぅえっWWWWこれ全部真面目に説明するのめっちゃダルいなぁWWWW


【秘奥義】

《Rise of Bahamut(ライズ オブ バハムート)》

「この歌を幼女と犬に捧げます♪」

可愛らしいロリ美少女じみた擬人化を解除して【神々の血肉を喰らいし暴龍(バハムート)】としての姿を解放する必殺技だぽんWWWW但し、この姿になると何故か人類滅亡規模の大爆発を引き起こして周辺の創造物を問答無用で破壊するらしく最終手段みたいなものだから無闇に使っちゃダメだぞ♪WWWWお姉ちゃんとの約束だWWWW


【設定】

愛称は「ムー」だから気軽に「ムーちゃん」とでも呼んでくれると嬉しいぞ♪WWWW

さてさて、ワタシは皆さんご存知、神すら羽虫同然に蹴散らす系ドラゴンことバハムートの転生体なんだぽんWWWWつまりワタシもエブリスタとかでチートに酔いしれる俺TUEEEEE共同様に【転生者】って訳でつWWWWよろしくね!^^

この時点で察している人も居るだろうけどワタシの正体は【魔人】ではなく、こことは違う遠い異世界から来た【ロリロリビースト】という極少数しか存在が確認されていない種族の内の一人なんだWWWW

そんなワタシの好きなものは幼女様と娯楽全般とSMプレイとバトル(血を血で食べる殺し合い的な意味で)だ!WWWWそりゃもう大好物!WWWWご飯が進むねぇWWWW

こう見えて昔は色んな世界を転々と廻って創造物が繁栄しすぎた世界は間引き感覚で大体半分くらいぶち壊すという破壊神に近い仕事をしていたんだがねぇWWWW周りの神々がそれを良く思わないみたいで、どいつもこいつも必死こいて止めに掛かるもんだからテキトーに相手している内にワタシも伝説の存在になっちまったのだWWWWその聖戦の末に、わざと封印されたフリをして神や天使の方々相手に拷問と称したSMプレイをしこたま楽しんだりしたもんだWWWWまあ、飽きたら勝手に抜け出すけどなWWWW

因みにこの前のアニメでバハムートが赤い髪をしたアフロの男に封印されるフリをする話あったけどアレ、実はワタシですWWWWアーミラ嬢prpr(^q^)

えっ?WWWW「お前ってドMなの?引くわー」だって?WWWWだってワタシって攻撃されたらダメージ受けずに代わりに回復して元気になっちゃう体質だからドMでも仕方ないよね♪WWWW特に美少女だったり幼女様の姿の天使や女神にあんなことやこんなことをされた時なんかは、もうたまらない!WWWWあ?野郎に攻められる趣味はねーぞWWWW烏賊臭い男子諸君は帰れ帰れWWWWって半ば脅して言ってみたら本当にワタシ専属の『お仕置き班』が女性陣だけになった!WWWWやったね!WWWW要するに可愛いは正義って事だWWWW(この世の法則)

そんなワタシだが、随分前にアリス嬢というワタシの理想に限りなく近いつるぺた幼女様に拾われてなWWWW形式上は【主人(マスター)】と【使い魔(サーヴァント)】の関係だが今では実の姉妹のような仲睦まじい間柄だWWWW全国のロリコン諸君WWWW羨ましいだろぅ?^^

とりまワタシが好きで好きでたまらないバトルの話になるけど、ワタシの武器は何といってもこの史上最強のボディ!WWWWそしてその膂力を活かした拳と拳のぶつかり合いなんかは最高だ!WWWWだが、それなのに最近の若者共はすぐに「やれ特殊能力だ」やら「やれ魔法だ」やら「やれアイテムだ」やら………すぐに奇跡の力に頼ろうとする!おっぱいぷるんぷるん!!WWWWいいか!拳も剣も振るわずに術に頼る軟弱者共!WWWW強者同士の闘いとは古より拳と拳のぶつかり合い!WWWWつまりレベルを上げて物理で殴れという事だ!!WWWW

だがまあ、そんな中でも例外ってものがあってなぁWWWWマイマスター、アリス嬢の攻撃だけは魔法だろうと特殊能力だろうと全て愛する価値がある!WWWWあの子ほど快楽的で気持ちのいい攻撃を数多く持った幼女様はそういない!WWWWだからこそワタシがマスターに選んだのだWWWWあぁ^~思い出しただけで心も体もビックンビックンビックンビックンビクンビクン//////

さて、そんなパーカーとホットパンツが似合う最強ロリ巨乳擬人化ドラゴンなワタシの自己紹介だったがWWWW「雑草(WWWW)がウザい」と思った画面の前の君!WWWW「口の中を雑草で満たしながらパンツを被って廊下に立ってなさい!WWWW」一見、変態じみた行動だが庭先やエブリスタで大量発生している雑草のありがたみがわかる筈だ!WWWW騙されたと思って変態に成りきりながらやってみるがよい!!WWWW

(※訓練された変態以外は絶対にマネしないでください………最悪の場合雑草を喉に詰まらせて死にます^^)


【戦う動機】

お腹空いたからワタシの空腹と心の平穏の為に面白可笑しくぶっ殺されちゃってくれませんかねぇWWWW

(訳:晩御飯になってくれ^^)


【イラスト】

きゃらふと様


【作者】

ダンゲロス界の最弱王!

脳内☆ロリロリ楽園幻想

偽りの国のアリス

性別:女



かつて7つの童話を滅ぼした災厄の魔女。

その起源は「純粋な心持ちのアリス」と共に生まれ、

童話に選ばれることの無かったもう一人のアリスだった。

醜い風貌から主人公になりそこねたアリスの友人の成れの果てである。


ある日、彼女は童話を作り変え、自在に世界を壊す力を手に入れた。

誰よりも残忍で嫉妬深い魔女として、彼女は生まれ変わった。

アリスを絞殺し、赤ずきんを撲殺し、白雪姫を毒殺し、

シンデレラを呪殺し、人魚姫を溺殺し、七人の小人を殺戮した。

異国のランプを叩き割り、千夜一夜を踏みにじった。

彼女は誰一人許せなかった。だから彼らを殺して回ったのだ。

やがて――自分がとても美しい姿をしていることに気付いた。


だから彼女は、自分が童話の主人公になれるように世界を書き換えた。



能力名:アリス・イン・ザ・ワールド

童話の筋書きを改変することの出来る能力。

既に発生している童話に干渉し、その童話を自在に操ることが出来る。

その童話に対するメタ的理解力を必要とするが、

それを補うための魔術書を妖精から授かっているため、

あらゆる物語の前提知識を得ることが出来た。

その力を応用して彼女は自分特権の童話で世界を染め上げた。


――ただし、長い時を得て、彼女の能力は衰えていた。

そのことに未だ彼女自身は気付いていない。



戦う動機:自分以外の主人公を殺すため。




むかしむかし、あるところに美しい姫君がおりました。

彼女は誰からも崇められ、讃えられ、男を魅了していきました。

遠い国の王子様が毎晩のように訪れては、求婚していきます。

けれど、彼女は決してその思いに応えず、王子様を殺しました。

石造りの美しい城下町を見下ろし、彼女は今日もつぶやきます。

「私を満たしてくれるアリスは現れないのか――」と。

そんな偽りの国のアリスの前に、9人目の主人公が姿を見せます。

それは、遠い世界からの来訪者でした――。




イラスト:ゆうひな

作者:如月真琴

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色