ep.1 始まり
文字数 1,680文字
〜某日〜
響ちゃん…好きです！
付き合ってください！
………はぁ⁉︎
………何でこうなったぁぁぁぁ⁉︎
いやいやいや‼︎俺…女だぞ⁉︎何で俺…女子に告白されてるんだ…⁉︎
響ちゃん、聞いてる？
私、響ちゃんが好きなんだよ‼︎
あ、いや ちゃんと聞いているぞ？
ただ…何で俺なんだ？(汗)
俺…女だぞ…？
うん、知ってる！(にっ
だから告白してるんだよ♪
いや、だから何で⁉︎
だって…響ちゃんに一目惚れした
んだもん…。……ダメ？
一目惚れって…他にいるだろうに(汗)
う〜ん…困ったなぁ…(汗)
どうすればいいんだ⁉︎
えっと…一瀬？とりあえず…
話は分かった。ただ…急だから
俺も、頭の中追いついてないんだよ。
……少しだけ時間くれるか？
……出来れば、直ぐに返事が
欲しいけど…。分かったよ…
やっぱりダメだよね…(しゅんっ
あー、えっとな？ダメとかそうじゃなくて…いきなりだからさ…
う〜ん…まずは、友達としてから
ってのはどうだ？
……うん！分かったよ♪
とりあえず…これでいいよな…？
多分。確か…あいつは、同じクラスの 一瀬亜子だよな…。まぁ…一瀬の事は あまり良く知らないからなぁ…(汗)これをきっかけに一瀬の事、知ってみるか…！
〜翌日〜
……はぁ…。友達からって言ったはいいが…本当に出来るのか…俺。
響ちゃん！おはよう♪
…っおわっ⁉︎一瀬か…。びっくりしたぁ…(汗)おはよう…一瀬。
ねぇねぇ、響ちゃん！今日、お昼一緒に食べよ？
あ、あぁ…別に構わないぞ。
やったぁ♪じゃあ、また後でね♪
あ、あぁ…。
………うん、何だろう…何か可愛い生き物がいた気がしたが…←
〜昼休み〜
響ちゃん、響ちゃん♪
お昼食べよー！
あ、あぁ…今、行く……って待て⁉︎
そんなに引っ張るなってぇぇぇ⁉︎
早く早く♪
一瀬の奴、妙に張り切ってるな(汗)
まぁ…こういうのも悪い気がしないな…(微笑む)
ねぇねぇ、響ちゃん♪
今日のお弁当のおかず、響ちゃんのは何が入ってるの〜？
ん〜？俺の弁当のおかず？普通だけどなぁ…。
そう言って、俺は一瀬にお弁当を見せた。至って普通な弁当だ。
わぁ…♪響ちゃんのお弁当、美味しそうだね〜！
そうか…？至って普通だが…まぁ、ありがとうな。…なぁ、一つ気になったんだけどさ…何で一瀬は、俺を好きになったんだ？
えっ⁉︎私が、響ちゃんを好きになった理由？……あのね…私が1年の頃、通学中にね、私 電車で、通ってるんだけど その電車内でね…痴漢に遭っちゃったんだ…。すごく怖かった…でも、その時に響ちゃんが私を助けてくれたんだよ。すごく嬉しかったし、あの時の響ちゃん…すごくカッコ良かった！
私、それから響ちゃんに一目惚れしてずっと、響ちゃんが好きなんだ///
そんな事があったんだ…。って、悪りぃ、俺…全然、覚えてなかったや…(汗)
嘘⁉︎覚えてないの⁉︎…あんなに カッコ良かったのに〜///
ごめんな…？まぁ…それから、ずっと
俺の事、好きでいてくれたのか…。
気づいてやれなくてごめんな？
ううん、大丈夫だよ！私がずっと響ちゃんに片思いしていただけだから！
そっか…こいつは、ずっと俺の事を好きでいてくれたんだ…。一瀬は、一途なんだな…。何か、そう考えると…
ちょっと嬉しいものだな…///
そうか…何か、そう言われると…
嬉しいものだな…///
あ、響ちゃん今 照れた！
あ、当たり前だろ！ずっと好きでいてくれてるんだからな…///
ふふっ♪そっか！
あぁ。……なぁ、一瀬。お前にまだちゃんとした答えを言っていなかったな…。友達からって言ったが……
改めて、恋人として宜しくな？ 亜子…(微笑む)ただ…亜子と付き合ってるのが、他の皆に知られるとアレだから皆には内緒な？ (人差し指を唇に当てた)
えっと…それって私の告白を、
OKするって事だよね？…うん！
(ぱぁぁっと明るくなる)宜しくね！響ちゃん♪
ははっ…///何か照れるな…///
えへへっ///私も照れちゃうな… ///
こうして、俺は一瀬…もとい、亜子と付き合うことになったが、これからも亜子の事もっとたくさん知ろうと思う。亜子の事、たくさん知りたい…！これから よろしくな？亜子！
