プロット

文字数 863文字

起)近未来、プロゲーマーをしていた西郡(にしごおり)カイは自宅のマンションの一室で美少女にエクスボットという無人機を使ったエクススポーツのひとつ、シューターボールに誘われる。それはシューターボールをモチーフにしたオンラインゲームを優勝した経験のあるカイの経歴故だった。カイは美少女の北見ナオに拉致され、無人機操作のエクスボットを使った敵を破壊するドッジボールゲームをさせられる。カイとナオは勝負の結果、引き分ける。

承)勝負の末、シューターボールに興味を持ったカイはエクスボットを購入しようとする。そんな時、購入しようとした中古品店でもめ事があり、突如として現れたナオによってシューターボールによる問題の解決を提案される。もめ事相手の安生タクヤと勝負をするカイはなんとか勝利する。そして周りの皆の勧めから、カイは本格的にシューターボールをプレイするプロ試験を受ける。結果、余裕で合格してプロに成る。

転)ナオがカイをプロに誘った理由、それは有島記念大会というプロの大きな試合にカイと共に出場するためだった。何故なら、ナオは今年大きな成績を上げなければプロを辞めるという父との約束があったからだ。カイはナオとタッグを組んで大会に望むべく、合宿を始める。しかしタクヤの師匠であるマスターサムライという強敵や、怪しげな男である松葉セイヨウとの会話で大会に不穏な影を落とす。

結)カイとナオのタッグは苦戦をしつつも順調に勝ち進み、決勝でマスターサムライとタクヤのタッグと戦うことになる。しかし松葉セイヨウが戦闘用のエクスボットを使ったテロを行う。それは自分の人生を狂わせたシューターボールへの復讐だった。大会を潰し、シューターボールを含むエクススポーツの世間的な評判を地に落とすために動く松葉セイヨウに対して、カイたち決勝チーム2組はかろうじて残ったエクスボット用の端末を使い、セイヨウに勝負を挑む。そしてボロボロになりながらもカイのエクスボットによる攻撃でセイヨウを止める。大会自体は結局お流れとなり、4人とも優勝という形で大会は終わる。
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