プロローグ+作品説明

文字数 870文字

 『宝石のメモワール』


 それは、貴族の令嬢が持っている力を現す言葉である。


 その力は、代々母親から娘へと受け継がれていく。


 その力を持つ令嬢は、特殊な力が使えるとされている。


 使える力は人によってさまざまだが、共通点として人の為になる力と言うことがあげられる。


 これは、そんな力を持って生まれた令嬢たちのお話。


 その中の一人、マリーア=クノーブロホ伯爵令嬢。


 彼女が、今回の主人公。


 ちょっと天然だが、人のことを思って行動できる年頃の女の子。


 さぁ、彼女が迎える結末は……?

お前は俺と一緒に来ればいい。それが、誰もが一番幸せに、幸福になる方法だ
マリーア様。マリーア様は、わたくしを選んではいけません。ですが……もし、それでも選んでくださるのならば、精一杯わたくしの力を使い、幸せにさせていただきます
キミはちょっと変わった人間のようだね。異国の人間である私よりも、だ
俺のこと、恐れずに近づいてきたのは、お前が初めてだ。それに、勇気づけられた。だから、俺はお前に恩返しがしたい
今とても後悔しているよ。騎士ではなく、貴族に生まれていたら、キミと結ばれることに反対する者はだれ一人いなかっただろうと思うとね。それでも、俺はキミと結ばれたい。だから、誰であろうと黙らせる覚悟だ
ずっと、お前が大好きだった。他の奴なんかよりも、お前の方がよっぽど魅力的だ。これからは、お前の幼馴染としてだけじゃなくて、他の立場でもお前を支えていきたい

 これは、不思議な力を持つマリーアと、マリーアを取り巻く個性的な異性たちの様々な思惑が交差するラブファンタジー!


******


 狂い咲く宝石のメモワール


 ~マリーア令嬢編~


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 彼女が選ぶのは――?

 以下作品説明


 こちらは乙女ゲーム風の小説になります。


 共通ルートが終わり次第、個別ルートに入ります。


 その際、バッドエンド、グッドエンドが各二つずつ。トゥルーエンドが一つ全て書く予定になります。


 それから、アイコンは現在シルエットですが、作者のイラストに途中から変更していきますので、ご了承ください。


 それでは、、

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