第1話 双子座のゆううつ  プロット

文字数 631文字


(起)主人公の咲良は、幼なじみの彰人(あきと)に片思いするボーイッシュなスポーツ少女。ある日、そんな咲良(さくら)に遥希(はるき)くんという学園の王子様告白してくる。
遥希と全く面識のない咲良。遥希は、咲良と顔は似ているけれどおしとやかで女の子らしく人気者の双子の妹・撫子(なでしこ)と間違えて告白してきたのだと思い「間違えるだなんて最悪」と遥希をふる。
だけど新学期になり、二人は同じクラスの隣の席に。そこから遥希くんは「俺をふるなんて面白い」と咲良につきまとうように。

(承)委員会決めで咲良と同じ放送委員会に立候補してくる遥希。二人で委員会の仕事をこなしたり、友達と一緒に出かけたり、不良に絡まれているところを助けて貰ったりしているうちに、二人は次第に仲良くなる。

(転)花火大会に彰人と撫子が一緒に行くと知ってしまった咲良。そんな咲良を遥希は花火大会に誘う。
咲良はそこで、なぜ遥希が撫子に告白しようとしたのか知ってしまう。咲良は、翔と撫子が付き合っていることよりも、遥希が本当に自分ではなく撫子が好きだったことにショックを受け、自分の気持ちを知る。
それでも強がり、遥希に「本当の気持ちを告白したほうがいい」とアドバイスをしてその場を走り去る。

(結)次の日、遥希が家にやってくる。だけど遥希が呼び出したのは撫子じゃなくて咲良。
確かに昔は撫子が好きだったけど、一緒に過ごしているうちに、遥希は咲良が好きになったのだという。二人は両思いになり、付き合い始めたのでした。
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