第22話 いつかの平成から令和を繋いだポエム

文字数 382文字



モダンロマンの青色で包まれる地球に 丑三つ時の雲は、泣いている! あぁああぁ! 祖国よ! 全ての故郷に出航する命の船よ!

鏡の泉は吠えているのだ!

然るべきときに 我らの行く末は、明らかにされるであろう! この世界はやがて消えていく...。 消えたそのあとに、我らには 何が、残るであろうか...。 青春の光 あの日流した汗 道に咲いた花糸撫子(はないとなでしこ) 亡くなった友の形見 酔っ払いの溜息 有頂天の華

それとも我らの血潮なのか... おおぉおおお! 全てを統べる源のその奥よ! 我らの渇いた心に、木霊(こだま)し給え! 我らの耳は遠く...、目は昏い、昏い! 来たれ! 来たれ! 夜明けを告げる 黄金の太陽よ!

そのとこしえの金粉で 煌めいて、この地を染めてくれ! 今こそ大きく両腕を広げよう!

立ち昇れ!立ち昇れ!

我らに、新たなよろこびの子を授け給え! ※続く
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