山河奇譚鏡 ―河童くんと口碑蒐集家の旅路―

作者 なら小鹿

[歴史]

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 奇山湧幻は口碑蒐集家で、口伝えの怪異譚を蒐めることを生業としている。そして瓜助は荷物持ちとして旅に同行している。
 ちなみに瓜助は河童の少年である。
 しかし、雇い主の奇山湧幻は微塵も気づく気配がない。妖怪には詳しいが妖怪に会えない。会っても気づかない。
 そのせいか旅先で怪異や人間に振り回されるのはいつも瓜助の役目 。

 人と妖怪が出会うとどうなるのか。不思議でどこか切ないーーそんな二人の奇譚道中記です。

ファンレター

続きを楽しみにしています

ストレスなく、すらすらと安心して読める作風 勉強になります
一つだけ、ん?と思ったのが、4話の鬼の頭に牛と書いて牛鬼 なのですが
牛頭馬頭の牛頭鬼という意図でしょうか?

返信(1)

ファンレター、ありがとうございます。
拙作の文章を勉強の材料にしてもらえるなんて、ありがたい限りです。
4話の牛鬼は牛の頭が付いた妖怪という意味でかいたのですが、確かに牛頭馬頭を表しているようにも読めますね(汗)
少し手直ししておきます。
頑張って執筆しますので、続きもぜひぜひ読んでください!