ダイヤモンド イン ザ ラフ

作者 石の花

[現代アクション]

10

4,576

1件のファンレター

二〇〇五年四月 南部スーダン(後の南スーダン共和国)。
 アキムは病で生死をさまよう息子シドを助けるためダイヤを盗む。祈祷師はダイヤをシドの額に埋め、「この石がある限りこの者はあらゆる汚れから護られるであろう」と告げる。
アキムはダイヤを盗んだ罪で採掘場の監督に殺され、妻アニヤは強姦される。シドは物陰に隠れ無事だった。
二〇一六年七月 南スーダン共和国。
 十六歳になったシドは職場から一か月ぶりに帰宅する。弟ディオから「母さんと妹はエイズかもしれない」と聞かされ動揺する。
 友人カシルと職場である採掘場にたどり着くが、武装グループに占拠されていた。シドはカシルを含む仲間とともに地雷原を歩かされ、村を襲撃するよう強要される。

ファンレター

すごい!!

こんな臨場感あふれる、アフリカの小説が読めるなんて。何とも言えない、重い読後感に思わずレターを書かせていただいています。ネタバレしてはいけないので、この感動と何とも言えない悲しさ、むなしさ、そして希望が、上手く書けません…。ありがとうございました。

返信(1)

こちらこそ、読んで下さり、ありがとうございます。褒められなれていないので、とても嬉しいし、照れます。万人受けしない作品ですが、真剣に書きました。最後まで読んで下さり、その上、共感して下さり、感謝感謝です!