エコロジー

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9件のファンレター

思い付きをカタチにする。ヒューマンエコロジーの村山がお送りします。


牟田無(むだなし)市にある江古田(えこだ)研究所を中心にした、思い付き短編集です。オムニバス、各話読み切りできるように努めていますが、関連はあります。更新は、思いついたら順次、です。連続したストーリーではありません。

★チャットノベルではありませんが、「登場人物」の設定をしています。

ファンレター

テーマパーク(その1)までの感想

ヒューマンエコロジスト村山さんこんばんわ、るるせです!! 僕自身が石炭関係の資料館に(雑用係だけど)現在、勤めているので興味深く読ませていただきましたぁ!! 全編ブラックユーモア、在りし日の日本SFではないですか、これ!! それでSDGsやるんでしょ、すっごくヒューマンエコロジー(笑)。一話目も本来ならバイオマスなわけで、そこからぐぐっと引き込まれました。村山さん、日本SF御三家を感じますよー、好き好き♡ 石炭(正確には今まで品質が悪いとされた褐炭です)も水素、水の二倍採れるんでよろし……お、経済制裁、石炭来ましたねー、なう!!

返信(3)

るるせさん、こんばんは。続けて読んでいただき有り難うございます。
「エコロジー」はふとした思い付きを形にすしてみよう、という意味合いが強く、基本的にはSFネタ集みたいなつもりです。
日本SF御三家! そう沢山読んでいる訳ではないのですが、今まさに『SF思考』が注目されている中、
自分の土台はこっちの方かもなあ、と思ってみたりしています。
それで「人工惑星ノア」や「嘘つき」につなげているかなあ、と。

そこはともかく、嬉しいコメントありがとうございます。
そして、石炭関係の資料館にお勤めとは! いろいろご教授いただきたいです。

国内の石炭は、枯渇している訳ではないので、どうなりますかね。
よりクリーンに化石燃料を使う、という方向を抹殺する現行の方針は残念でなりませんが、これももしかすると!?

有り難うございました!
火力発電に石炭を使うのを段階的にやめて行く、というのも、ウクライナの関係で、傾斜方式がゆるやかにするという計画の国もちらほら。でも、自動車の燃料電池の水素を取るのに、褐炭は適していて、ほかと併用していくことになるかも。日本は資源がない国ですが、石炭は日本国内に、あと数百年分地下にあります。H₂Oに比べて、石炭はマトリックス構造ををしていて、地下に気体を吹きかけてメタンを取り、メタンCH4なので、水のH(ハイドロジェン=水素)が2なのに対し、CH4はHが4つで、有利。そもそも脱石炭ていうのは訳語で、実際はカーボンニュートラル。カーボン(C=炭素)をニュートラルにする技術があればよくて、それはすでに実用化されています。コスト削減できれば、自国内でも上手くいくだろうし、日本に輸入してる石炭を輸出しているオーストラリアなども、助かるわけです。F1のレーシングカー、褐炭からの水素を燃料にしてレースに出場、もうしているんですよ。もう一度言うと、石炭は火力発電所や製鉄に不可欠で、その火力発電での石炭を今後やめることに世界中でなっています。が、自動車などの燃料電池の素材として、使われ始めている、というのが今の、未来に繋がる石炭です。
!るるせさん、有り難うございます!
水素還元製鉄などの話題はチェックしていましたが、その水素の供給元としての石炭(褐炭)がF1で使われているのは知りませんでした。アンモニアと水はよく出てきますが、アンモニアだって輸入するようなので、褐炭の利用はもっと進めるべきですね。
しかもメタンを取るのに、石炭そのものは掘り出さなくとも良い、という技術になりますか? これは凄いですね。

そして今更ですが、るるせさんの作品に炭鉱が出てきていたことを思い出しました。
これは筑豊の話ですが、『青春の門』とか、文学作品の舞台も多いですよね。

今後ともよろしくお願いいたします!