無味拾遺物語
NOVELDAYSで発表させていただいた短編小説をまとめていきます。
未収(独立したまま)のものもあると思いますが、そこは思い入れや技術的な問題ということでご了承ください。
*【三題噺その九】【課題文学賞その九】までをこちらに収めました*
【三題噺1】「ロングヘアー」「ミステリアス」「ツンデレ」
【三題噺2】「休日」「満月」「隣人」
【三題噺3】「浴衣」「足跡」「ベース」
【課題文学賞3】「背筋がゾクッとする話」
【三題噺その四】「幼馴染」「ヒーロー」「始発」
【課題文学賞その四】「彼氏or彼女を溺愛する話」
【三題噺その五】「先輩」「コーヒー」「小説」
【課題文学賞その五】「登場人物と一緒に照れ笑いしちゃう話」
【三題噺その六】「目覚まし時計」「猫」「チョコレート」
【課題文学賞その六】「忘れられない友達or忘れたい友達」
【三題噺その七】「カメラ」「鈍感」「ユートピア」
【課題文学賞その七】「思わず駆け出したくなる話」
【三題噺その八】「上司」「課金」「炎天下」
【課題文学賞その八】「甘じょっぱい話」
【三題噺その九】「隙間」「煙草」「観葉植物」
【課題文学賞その九】「誰かとごはんを食べたくなる話」
これまでのご愛読、いいね!、そしてファンレターなど有り難うございました。
旧作は「下書き」ですのでファンレターは残っており、村山のアトリエから確認できます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ファンレター
村山さんが書かれる”お仕事シリーズ“(勝手に命名)が好きです。お客さん、患者さん、そのご家族、同僚(勿論働いている当事者も)それぞれの人生のある一場面に遭遇して、そこに連なっているはずの物語を想像して……語り手の視線の優しさ、人間存在の脆さと強かさを感じます。それは村山さんの歴史ものにも通底していると思います。有り難うございました。
返信(1)
「無味拾遺物語」に収録の<銀行員シリーズ>は、今のところ真面目路線の作品だけですね。が、難波くんというキャラを得てしまった最近は、<銀行員シリーズ>がコメディになっています。
<医療現場シリーズ>はノンフィクション・エッセイとは区別しているつもりで、医療者サイド以外の視点からも作ろうと考えています。
「人間存在の脆さと強かさ」ですか! 僕の思いにぴたりとはまる用語をいただき、嬉しいです。そう、僕たちは強くもないけど、弱すぎる訳でもない。どうもどちらかに偏っていく傾向がある私たち。どちらも自分自身だということを自覚したいし、してほしい。そう思っています。
今年もよろしくお願いいたします。有り難うございました。