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物語にどっぷり浸る喜び
この作品の最大の魅力は、物語の世界にどっぷり浸る喜びを感じられるところだと思います。
こうした喜びは、長編ならではのものですよね!
登場人物に対する愛着もそうで、例えば玲斗は、以前は名前が出てくるだけで怒りがこみ上げるほどだったのに、今や「あ、玲斗出た!相変わらず口が悪いぞ!」と、思わずにやにやしてしまうという……(*^^*)
それにしても、前にも書かせていただきましたが、「男たちの世界」を魅力的に描くことのできる不二原さんの筆力には感嘆しきりです。「彼の口は閉じた巾着袋のように皺が寄り、両眉が八の字に変形した」とか、さりげない描写なんですが、その男の表情がありありと浮かびます。男性を描写するには男性らしい比喩が必要なんだなあ、と勉強になります^^
また清那さまと麗射の会話はどこか睦言のようで、読みながらどきどきしてしまいます!(*^^*)
不二原さんの作品には「忍夜鯉曲者」など、歌舞伎に対する造詣の深さを感じさせられる作品がありますが、この『青銀の風』は、歌舞伎にたとえれば、「荒事」と「和事」が絶妙に融合した物語という感じでしょうか。
ラストの走耳の描写からも、これから物語がうねり出す予感がありますね。
気になる続きですが、ゆっくりと、楽しみに待っております~♪♪
返信(1)
お読みいただきありがとうございます。実は、歯が浮くような台詞に悶絶しながら書いている麗射と清那のシーンですが(最近はそれがちょっと快感に……)、皆様から励ましのお言葉をいただき、これからも喉の下がかゆくなるようなシーンを逃げずに書こうと元気が出ました。言い訳になるかもしれませんが、知らないうちに思いもよらない臭い台詞を吐いている……という感じなのです。これからもそんなシーンが出てくるかもしれませんがご容赦のほどをお願いいたします。
歌舞伎はそんなに詳しくないのですが、荒事と和事と言っていただき嬉しいです。ちょっと和事が続きましたので、これから荒いシーンに入りたいと思います。戦闘シーンは間が開くと書けなくなるのですみませんが連休中+1日(?)は連日更新します。また、お時間のご都合が付くときにお読みいただければ幸いです。
ご感想大変ありがとうございました
歌舞伎はそんなに詳しくないのですが、荒事と和事と言っていただき嬉しいです。ちょっと和事が続きましたので、これから荒いシーンに入りたいと思います。戦闘シーンは間が開くと書けなくなるのですみませんが連休中+1日(?)は連日更新します。また、お時間のご都合が付くときにお読みいただければ幸いです。
ご感想大変ありがとうございました