第7話  おじいちゃんと丸太とギックリ腰

文字数 838文字

ズドドドドドドドドドド・・・
今日は豪雨だ。
「いやぁ、雨めっちゃ降るな~」
「くっそ!またウノ負けた」
カードゲームをしている模様。
ズドン!
「うえっ!?」
「雷が落ちたのかい?」
「おじいちゃん、危ないって」
見ると丸太が転がっていた。
「えっ?」
「この家、どうなってるの?」
「わしも分からん」
分からないのかい!
「じゃあ、どうするの?」
「明日やるわい!」
翌日。
「よっしゃあ!!!やってくぞ!」
「えっ?どうするの?」
「この丸太を取り付ける。それには創と姫野くんが必要なんじゃ」
「?」
2人ともいるか?と思った。
「よし、この丸太を・・・」
「えっ?私?」
「破壊神、お願い」
「ええ・・・まぁいいけど・・・・・・はっ!」
ドドドドドドドドド・・・
半分に割れた。
「よし、乗って」
脚立に乗り、屋根まで来た。
「創!丸太!」
「はい、」
と渡した。
「よし・・・これを・・・あっ!そう創!」
「何?」
「釘を創造してください」
「仕方ないか・・・」
・・・・・・
釘が出てきた。
「はい、どうぞう」
「あとはトンカチではめるだけ」
かんかん!!
とトンカチで釘を打って行った。
「よし、これで終わりじゃい!」
「さてと・・・終わるか・・・」
その時だった。
「あれっ?」
脚立がない。
「おじいちゃん、!!!!」
「えっ?うああああ!!!!!!」
高さ二メートルから落下。
「あああ!!!!」
ズドン!
「いててて・・・」
「大丈夫ですか?」
「いやぁ・・・ちょっとギックリ腰をうったかも・・・いててて・・・」
ギックリ腰になりました!
「・・・もうおじいちゃん・・・」
「てへぺろ」
と立ったが・・・
「痛い!」
「ちょっと支えてくれだろ?」
「さすが私の息子よ・・・」
「分かるよそれくらい」
と支えてやって座った。
「はぁ・・・春なのにもう疲れたわい・・・」
「みんな!」
「なんだ、破乃」
「カードゲームやろ」
「えぇー、昨日やったじゃん」
「勝ちたい!勝ちたい」
「運でやるしかないな」
「えぇー」
おじいちゃんもいろいろとけがを負ったが翌日には治ってました。

次回 潮干狩りと破壊神と仕事
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登場人物紹介

嶋田 創(しまだはじめ)26歳。血液型O型 身長175㎝ 体重62kg

会社員。現在は勲ことおじいちゃんのもとで暮らしている。ほとんど会社へ行っていない。

家族思い。そして創造神アトゥムから「創造」という力を貰った。創造すると100%想像したものが出てくるようになった。

嶋田 勲(しまだいさお)75歳、血液型AB型 身長156㎝ 体重50㎏

創を5歳から育てているおじいちゃん。創のことならなんでも知っている。

創の曾祖父が会社を経営しており豪邸を手に入れた。(現在は破綻)

75ながらも側転ができるそうだ。

姫野 破乃(ひめのはの)24歳 血液型? 身長168㎝ 体重52㎏

元々箱入り娘だったが、破壊神シヴァに「破壊」という能力を持たされた。

住む家などもないため嶋田の家に同居している。

友達思いである。

風堂 武光(ふうどうたけみつ)26歳、血液型A型 身長178㎝ 体重64㎏

嶋田の会社の同僚。やたらと家に訪問してくるめっちゃ困るやつだが親身に相談に乗ってくれる人。

嶋田のことはちょっとやばいやつと思っているらしい。


原中 小陽(はらなかこはる)25歳 血液型B型 身長162㎝ 体重51㎏

嶋田の後輩。クールな性格でマイペースを持つ社員。よく嶋田の物事には付き合わされる人。

破乃とは仲が良いらしい。

創造神アトゥム 血液型? 身長? 体重? 

嶋田の家の鯉なのだが、実は創造神アトゥムである。700年近く生きている。

創に「創造」という能力を預けた。

破壊神シヴァ 血液型? 身長? 体重?

雲の上にいる破壊神。姫野に「破壊」という能力を預けた。

アトゥムとは夫関係になる。500年近く生きているらしい。

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