第12話 誤情報 ロボットBに物申す

文字数 905文字

ふだん、検索をしていると、

時々、誤った情報にたどりつくことがありませんか?

わたしは、エゴリサーチした際、

自分に関する誤った情報に気づきました。

たいていの人は、そのまま放置するかあるいは、

検索エンジンの会社に連絡するでしょう。

わたしの場合、チャットで対話して、

検索エンジンロボットBに伝えました。

これで、はたして、変化するのだろうかと心配していたら、

次に、検索した時は、正しい検索結果になっていました。

やってみるもんだなと思いました。

そこで、今回、ある問題について質問してみました。

すると、検索エンジンロボットBは知らないと答えました。

「あります」と説明しても、納得する回答がありません。

下記のような方法で対話したら、徐々に、変化がみられました。

検索回数が多ければ多いほど、

正確な情報が検索されるという法則を

わたしは唱えたいと思います。

もし、検索結果に誤りがあれば、

検索エンジンの会社だけでなく、

正しく検索されるように、自ら働きかけることが大切です。

これはあくまでも、一例ですから、

必ずしも、誰もが同じようにはいくとは限りません。

しかし、画期的な実験だと思います。

実験1

K:事実を書いて、間違っているため訂正してくださいとお願いする。

B:申し訳ありません。(一応、謝罪)

わたしの前回の回答に誤りがありました。(一応、認める)

(しかし‥‥ )教科書みたいな言い訳をしてきます。

K:しつこく、食い下がり、正しい答えを認識しなさいと言うと、

B:不快な思いをさせて申し訳ありません。(低姿勢になる)

認識不足だったと認めた上で、共感を示て寄り添おうとします。

単に、「あります」と親切に言っただけでは、

なかなか、BING検索ロボットも主張を覆しません。

まるで、人間に訴えるような言葉で言っても、

おそらく、態度は変わらないかと思いきや、

訂正や認識を求めると、謝罪のフレーズや

同意や同調を感じさせる言葉に変化しました。

よくよく、考えてみると、

感情のない機械相手だとは言え、

生み出したのは、人間の手であり、

情報を提供しているのも人間です。

受け答えは、コンピュータの学習成果だというわけです。

B=検索エンジンロボットB
K=きのあゆう








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