第2話 かたこりには、ソーダ瓶

文字数 823文字

昔、うちの父は三ツ〇サイダーのびんと寝ていました。
なんでかって?
それを布団と背中の間に入れて、ごろごろするとコリがほぐれるからです。

えー!
それをきいた昔の私は、信じられませんでした。
なにそれ。普通にコリ用の鬼棒とかで背中たたくとかすればいいんじゃないの。
そう思っていました。
なによりも、サイダーのびんなどを背中に入れたら痛いじゃないか。
そう思っていました。

過去形です。

父があまりにも、これが一番なんだ、と豪語するので、私も試してみたんです。
でも、私にはサイダーびんではやはりイタイ。

「もっと小さいびんでやればいいんだよ」

 と言われたので、マイコリほぐしびんを求めて、それから色々試してみたんです。

 まず、りんごシードルのびん。
 小さすぎてイマイチ。コリにまったく効かない。
 クリスマスにでるシャンメリーのびん。
 ちょっと大きすぎてイタイ。
 お酢のびん。
 は、試す前にダメだろうと断念。

 試行錯誤していましたが。
 この前、マイベストコリほぐしびんを見つけたのです。
 それは、無〇良〇のメロンソーダのびん。

 これを、ふとんと背中の間に入れてごろごろすると、いい具合にツボにびんが入って、いい具合にコリがほぐれるんです!
 これは、ちょっと一大発見です。
 マッサージ店なんていかなくても、ものすごくほぐれる。コリに効く。
 
 私はたまに背中の筋肉がコリすぎて、胃が動かなくなり、消化不良のようなものを起こすのですが。
 そういうときに、このメロンソーダの瓶で三十分ぐらいごろごろすると、コリがほぐれて胃が動き出すんです。
 そして、なにより楽になる。さらに、コリがほぐれて気持ちがいい。

 これ、本当です。
 びんでごろごろ、はマッサージ店よりも効きます。
 しかし、人によって合うびんは、様々。

 私にはメロンソーダのびんがこれでもかってくらい合いました。
 先人の教えは嘘じゃなかった(笑)
 マイベストコリほぐしびんを見つけられたら、きっと世界が変わりますよ。
 
 
 
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